真如苑との連携
ジョイセフは真如苑よりご支援を頂き、2004年12月に発生したインドネシア・スマトラ沖巨大地震・巨大津波の被災者を救済する母子保健活動と2006年5月に発生したインドネシア・ジャワ島大地震の被災者を救済する母子保健活動を行いました。
また、2007 年からは、ご支援頂いた寄付金を活用してアフガニスタンの母子保健活動を推進しています。
ジョイセフが活動を展開するアフガニスタン東部のナンガハール州は、アフガン内戦(1979年~2001年)で最も大きな被害を受けた地域です。同州の中でも特に貧困の問題が著しい3つの県の約20万人の住民を対象に、ジョイセフでは、現地のNGOであるアフガン医療連合(UMCA/RPA)と協力し、妊産婦保健向上と栄養改善を目的としたプロジェクトを実施しています。

地域保健医療サービス提供の拠点として2002年にべスード県に開設した診療所では、真如苑の支援を活用し、クリニックと県内12箇所のヘルスポスト(簡易保健サービスを提供)をつなぐ保健医療サービスのネットワークを作り、行政の手が届かないアフガニスタンの貧困山間地域の住民に対して母子保健を含む基礎保健サービスを提供しています。


カレゼ・カビール診療所での産前健診の様子。アフガニスタンの妊産婦死亡率は、出生10万件に対し1400。世界でもっとも高い。

診療所では、子どもたちへの予防接種や診察、薬の投与の他、母親に対する衛生教育や栄養指導も行っています。
また、寄生虫の感染が深刻な問題となっているカマ県の小学生とその家族に対して、検便を実施し、駆虫薬の投与したほか、寄生虫予防に関するパンフレットを作成し、健康教育を実施してきました。

学校を通じて検便と衛生教育を行い、駆虫薬を配布。
地域保健の向上には、保健医療だけでなく、栄養面からの取り組みも大切な要素となります。プロジェクト地域のクズクナール県の10村を対象に、果樹栽培を取り入れ、栽培した果物の摂取による母子の栄養改善と市場での販売を通じた地域住民の収入向上にも取り組んでいます。

栄養のある食物を摂取するために、オレンジやザクロ、 ぶどう、杏など干ばつの続く乾燥した土地でも育つ果樹を栽培。
上述の妊産婦保健向上と栄養改善のプロジェクト活動は、これまで国の保健医療行政のサービスが届かなかった地域の住民にサービスを届け、人々の健康に関する意識の高まりへとつながってきています。
お問合せ : ジョイセフ 支援事業グループ



