(株)クラレ クラリーノ事業部
スクールグッズ部 山田 友
2010年1月
春が来ると今年もランドセルの検品を開始します。全国から贈って頂いたランドセル(約1万個)に、ボランティアのメンバーで文房具を添えていき、段ボールで梱包に取り掛かります。以前は倉庫に集まったランドセルは黒色や赤色が中心でしたが、最近はピンク色などの明るめの色も増えて、梱包作業場もなかなか彩り豊かです。アフガニスタンの写真では男の子が赤色のランドセルを背負っている姿もよく映っていますが、なかなか良く似合っていますね。
私は「クラリーノ」という素材を通じてランドセルに関わらせていただいている者です。皆さんは初めてランドセルを背負った時の喜びを覚えていますか? —ちょっと成長した自分を誇らしげに感じられるあの瞬間—。ランドセルは子供たちに喜んでもらい共に歩んでもらえる幸せな鞄です。「ランドセルは海を越えて」の活動は「卒業後も愛着のあるランドセルを何かの役に立てたい」という多くの方からご意見をいただき、私が勤務している株式会社クラレの呼びかけによって、ジョイセフさんや、ランドセル工業会さんの協力により2004年からスタートし、既に6万個のランドセルが海を越えました。6万人の持ち主とご家族の方々の「想い」をいっぱい詰め込んだ「ランドセル」は今も物資の不足している国々で活躍しています。背負い鞄としてだけでなく、時には青空の下、勉強机の代わりも務めています。ランドセルを受け取ったアフガニスタンの子供たちも本当にうれしそうな表情です。
今年もバトンは受け継がれ、たくさんのランドセルが海を越えていきます。多くの方のご支援やご協力があってはじめて成り立つ活動です。関係者の一人として皆様のランドセルの再出発に関われることを本当に有難く思います。
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