三菱東京UFJ銀行との連携事業
ジョイセフは2007年より、三菱東京UFJ銀行の社員による寄付金(三菱東京UFJ銀行社会貢献基金)を頂き、アフガニスタンのお母さんと赤ちゃんの命を救う母子保健活動に活用しています。ジョイセフはアフガニスタン東部のナンガハール州で、アフガン医療連合と協力して活動を行っています。ナンガハール州はアフガン内戦(1979年~2001年)で最も大きな被害を受けた地域です。
アフガニスタンは現在でも治安が悪く、各国政府の援助などは治安維持活動など軍事的支援の比重が高くなっています。一方、草の根の地域住民へ支援活動を行うことは徐々に困難になっています。このような厳しい環境ですが、ジョイセフは国際的な支援がほとんど届かない地域の社会的弱者である女性や子どもに焦点を当て、少しでも将来への明るい希望と励ましを届け、生活を向上させるために粘り強い人道的支援活動を行っています。
ジョイセフは現地のアフガン医療連合と協力し、カレゼ・カビール診療所で女性と子どものための診療を行っています。2007年の第2四半期(2007年8月~11月)では、血液検査、検尿、検便など、1,235件の検査が行われ、うち、640件が女性、そのうち妊婦健診が136件でした。
アフガニスタンの妊産婦さんは出生10万に対し1400人が亡くなっています。これは、世界でもっとも高い数字です。開発途上国の妊産婦死亡率の平均は、出生10万に対し290人ですので、アフガニスタンの妊産婦死亡率は、途上国の平均の4.8倍です。世界で最も保健衛生の水準が低いサハラ以南アフリカの妊産婦死亡率は、出生10万に対して640人ですので、アフガニスタンの妊産婦死亡率は、サハラ以南アフリカの妊産婦死亡率と比べても2.1倍です。日本の妊産婦死亡率(出生10万に対して6人)と比較をすると、233倍です。
妊産婦死亡と乳児死亡は密接に関連しています。出産をする母親が亡くなると生まれた赤ちゃんも亡くなる比率が非常に高くなります。アフガンの乳児死亡率は出生1000対143です。この数字は、アフリカのシエラレオネ、ニジェールに次いで世界で3番目に高い数字です。日本の乳児死亡率(出生1,000に対して2.8人)と比較をすると51倍です。
無事生まれてきた赤ちゃんは現地の風習で布にくるみます。アフガニスタン政府のデータによると、生まれた赤ちゃんの1000人中165人が生後一カ月のうちに亡くなっています。
妊産婦死亡を減らすには短期的な活動では達成ができないことを国際社会が指摘しています。ジョイセフは、アフガンの妊産婦死亡と乳児死亡を減らすために、保健医療、社会的な啓発活動、女性への経済援助、基礎教育支援などを組み合わせた中長期的なプロジェクトを行います。
【三菱東京UFJ銀行】のホームページはこちら
→http://www.bk.mufg.jp/
お問合せ : ジョイセフ 支援事業グループ



