
私の所属する支援事業グループは、企業や個人など一般の方からの寄付金を活用させていただき、さまざまな海外支援を行う部署です。私は主にタンザニアの母子支援プロジェクトを担当していますが、具体的な仕事内容はさまざまです。
ファンドレイジング、資金の具体的な使い道や支援内容の検討のほか、広報グループや開発協力グループとも連携しながら仕事を進めるので、グループをまたがった業務もこなします。
ですから、一言で私の仕事を説明するのはとても難しくて、「どんな仕事をしているの?」と人から聞かれたときには「何でも屋」って答えています(笑)。

国際協力を志したのには、中学・高校の多感な時期をアメリカで過ごしたことに原点があるのかもしれません。私が住んでいた町はお金持ちが多く、高校生がベンツやBMWに乗っていました。
一方で、少し離れたところには貧しい人たちが住む治安のよくないエリアもある。
アジア人であることで差別を経験したこともあり、貧富の「差」、人間としての「差」って何なのだろう、と考えるようになりました。
そこを出発点にして貧困問題に興味を持つようになり、大学院では開発協力について学びました。
そして、一般企業で働いた後に、ジョイセフに転職したんです。
仕事は楽しいですが、忙しい毎日です。
そんな私のストレス解消法のひとつは、同僚と一緒に飲みに行ったり、ご飯を食べたりすること。仕事を離れても皆、仲がいいんですよ。
また、本を読むのも好きです。ジャンルは決まっていないのですが、子どもの頃から何度も読み返しているのは、灰谷健次郎さんの本。特に『兎の目』や『太陽の子』が好きで、いつも手の届くところにしまってあります。
そのほか、長い休みには、旅行に行くのも好きです。家族とタイへ旅行したり、ひとりでイタリアにお料理を習いに行ったり。2010年には休暇を利用して、アメリカのNPOの研修プログラムにも参加しました。
少しでもジョイセフの活動に役立つといいなと思っています。
女性は家庭や社会でとても重要な役割を担っているにも関わらず、途上国では一番の弱者です。
その女性を支援するジョイセフの仕事にはやりがいを感じます。自由とは、多くの選択肢を持てること。
世界中の女性がだれでもたくさんの選択肢を持つことができること、そしてひとりでも多くの笑顔が増えることを願って、私も仕事に取り組んでいます。

