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[02] Atsushi Yamamoto

ジョイセフには、開発や国際協力についての知識や経験を積んだスペシャリストがたくさんいますが、私はここでは珍しい変わり種かもしれないと思っています。もともとは、美大の油絵科を卒業した後、ドイツでアーティストを志して活動していました。現在は、ジョイセフで働く傍ら、プライベートな時間をアーティスト活動に充てているので、よく「ジョイセフは副業でしょ?」などと同僚からからかわれますが、もちろんジョイセフが本業です(笑)。

ジョイセフでは広報ツールの制作全般に関わっています。具体的には、CIツールと呼ばれる団体イメージを形成する印刷物の制作・デザインのほか、WEBのデザインや更新、展覧会会場での展示や構成パネルの作成、映像の編集などを行っています。

ジョイセフとアーティスト活動とはとてもかけ離れているように思われるかもしれませんが、学生時代にボランティア活動に携わった経験から、自分が少しでも人の役に立ちたいという気持ちを以前から強く持っていました。ですから、今年6月に初めてザンビアを訪れ、住民参加型のペインティングワークショップのお手伝いができたことは本当にうれしいことでした。このワークショップは、建築家の遠藤幹子さんのご協力を得てザンビアに建設されたマタニティハウスの最後の仕上げをするというもの。輸送用のコンテナを2つ繋げて作ったハウスの外壁に、現地の人たちと一緒にバナナやサトウキビなどの葉でスタンプを施したり、ジョイセフフレンズの名前を記入したりして、楽しい時間を過ごしました。また、現地の人たちと一緒に作業を行ったことでノウハウが伝わり、今後は現地の人たちの手でマタニティハウスの維持ができると思います。ジョイセフの目指す持続可能な支援の一端を担うことができたことにも、大きな喜びを感じました。

3月の震災によって、ジョイセフの役割には「被災地支援」という、重要なテーマがひとつ加わりました。ジョイセフの職員として、アーティストとして、被災地のために「何ができるのか」が今一番の関心事です。人々の価値観が大きく変わりつつあるなか、この変革期を超えた「向こう側」に何があるのか、それが自分のなかにどう入ってくるのかということはまだわかりませんが、その答えを見つけ、ジョイセフの活動やアート作品を通じて、社会にフィードバックしていけたらと願っています。

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