支援活動の3つの柱
ジョイセフでは、「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の理念に基づいて、どこに住んでいる人も、安心して安全な妊娠、出産ができるように、すべての妊娠が望まれた妊娠であるように、そして妊娠や出産で命を落とす女性たちが1人でも減るように、3つの支援活動の柱で事業を行っています。
1 人を育てる支援
途上国の女性のサポートを強化するために、政府やNGOの保健医療従事者や、村のコミュニティで保健活動を行うボランティアなどに対して研修や技術支援をしています。能力強化され、技術を身につけた現地の人が草の根で教育・啓発活動や産前産後の女性のサポートなどを行うことで、地域に根付くリプロダクティブ・ヘルス向上を目指しています。また地方行政や地域組織などとも協力しながら、この保健活動が地域に広く根付くための仕組みづくりを行っています。

若者ボランティアにアドボカシービデオの制作技術を教えるジョイセフの専門家(スリランカ)

ジョイセフの研修を受ける各国の保健指導者(日本)
2 物の寄贈による支援
政府や村のコミュニティと協同でクリニックなどの施設改善、清潔な分娩台や分娩の際に必要な消毒液やゴム袋などの基礎的な医療機器の提供をしています。また日本からの物資(再生自転車、学用品、ランドセル)などの寄贈を通して、女子教育支援をしたり、現地の女性たちのケア、サポートをする保健推進員の活動を支援しています。

ジョイセフの支援により運営されているクリニック(アフガニスタン)

寄贈された自転車で村へ医薬品を運ぶ保健推進員(ガーナ)
3 アドボカシー(政策提言)
ジョイセフは設立以来、途上国の現状を反映した積極的なアドボカシー活動を続けています。日本を含む世界の保健分野の国際協力政策においてリプロダクティブ・ヘルス向上のための取り組みが強化されるように、日本の国会議員、省庁、マスメディアに対して途上国の女性がおかれた現状を伝え、保健政策に関する提言を行っています。

洞爺湖サミットに向けた me too campaign 実施

第4回アフリカ開発会議のサイドイベントにて発言
リプロダクティブヘルス
リプロダクティブ・ヘルスとは、妊娠・出産のシステムおよびその機能とプロセスにかかわるすべての事象において、単に病気がないあるいは病的状態にないということではなく、身体的、精神的、社会的に良好な状態(well-being)にあることをいいます。(WHO)
リプロダクティブ・ヘルスとは、性や子どもを産むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも本人の意思が尊重され、自分らしく生きられることです。
リプロダクティブ・ライツは、自分の身体に関することを自分自身で決められる権利のことです。
プロダクティブ・ヘルスには以下のことが含まれます。
- 人々が安全で満足のいく性生活をもてること
- 子どもを産む可能性をもつこと
- 子どもを持つか、持たないか、子どもを持つならいつ、何人産むかを決める自由を持つこと
- 男女ともが、自分の選んだ、安全かつ効果的、また安価で利用しやすい出生調節法についての情報を得、またその方法を入手することができること
- すべての女性が安全な妊娠・出産を享受でき、カップルが健康な乳児をもつための、適切なヘルス・ケア・サービスを入手できること。
リプロダクティブ・ヘルス向上のための主な取り組み
有害な伝統的習慣の改善 |


