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【特集】ジョイセフ理事・事務局次長 鈴木良一に聞く 「ぬくもりを届けよう With All Our Hearts」

今回の国際貢献の意義は?
このたび、8つの民間企業及び団体の協力による「子どもたちへの想いをハンドリレーする国際貢献―ぬくもりを届けようWith All Our Hearts-」に参加できますことを、私どもジョイセフは大変光栄に存じます。同時に、この社会貢献活動の最後の役割である、タンザニアの子どもたちへ衣料品を直接届ける役割を担うことの責任の重さを痛感しております。
アフリカの現状は?
アフリカ諸国は、現在世界中で取り組んでいるミレニアム開発目標(MDGs)の達成において最も進捗が遅れている地域です。ミレニアム開発目標のうち「妊産婦の健康の改善」、「乳幼児死亡率の削減」は、2015年までに、現在の進捗からみてその目標が達成できないのではないかと国連機関によって報告されています。
タンザニアの妊産婦と乳幼児の状況は?
その中でもサハラ砂漠以南に位置する多くの国々の保健状況は劣悪です。今回私どもが衣料品をお届するタンザニアは、妊産婦死亡率が出生10万対790(これは歴史的にみて日本で一番高かった111年前の1899年)の449.9のほぼ倍の死亡率です)。乳児死亡率も出生千対62という数字です。これに一番近い日本の数値は、1950年の60.1です。今から60年前にあたります。またこれに加えてHIV・エイズをはじめとした多くの課題をアフリカ諸国では抱えています。

ミキハウスの寄贈衣料品はどのように届けられるか?
ジョイセフは1968年に設立以来一貫して母子保健・家族計画を開発途上国において推進してまいりました。とりわけ途上国の妊産婦と女性の命や健康を守ることに力を注いでいます。今なお山積する課題に取り組むことが、ジョイセフの使命と考えております。
タンザニアでは、妊産婦死亡の削減につながるよう、農村の女性たちが保健センターに行き、産前健診を受け、助産師の立ち会いで出産し、産後の健診も受けられるよう支援いたします。保健センターを訪れた女性たちに、今回寄贈していただいた子ども服を配付し、併せて、健康の大切さを伝え、妊産婦や母親たちの健康に関する意識を高めることを目指します。

いま、ジョイセフとIPPFタンザニア(タンザニア家族計画協会:UMATI)と具体的な計画を協議中です。子ども服を寄贈する地区は、最大都市のダルエスサラームから西北へ約1000㎞に位置するシニャンガ州などで、2011年の初夏の配布を予定しています。

日本のお母さんからの「出産・子育て応援メッセージ」を託した子ども服を、タンザニアのお母さんへのプレゼントとしてお届けしたいと思っています。
ご協力よろしくお願いいたします。

プレスリリース: タンザニアの妊産婦と赤ちゃんを救う活動を子ども服が支援します