ブックタイトル開かれ活力ある日本を創る

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概要

開かれ活力ある日本を創る

前途有為な若者たちと、才能に満ち溢れた女性たち、そして経験豊かな高齢者が、これからの日本を引っ張り、押し上げていくことができると、私たちは信じている。また外国人労働人口の受け入れ拡大も視野に入れて長期的・国民的見地から考えるべきである。人口問題協議会・明石研究会は、関連分野の専門家の知見をまとめるために2013年度に連続的に研究会を開催し、いまこそ「開かれ活力ある日本」を創ることを真剣に考えなければならない、との認識を共有した。私ばかりでなく研究会のメンバーは、日本の先行きを考えれば考えるほど、日本の関連分野の枠組みを大胆に変えていかなければならないと痛切に思うに至っている。日本の社会経済基盤をつくり上げることのできるのは、まさに政治の力であり、政治に携わる人々のリーダーシップであると言えよう。学界、経済界、メディア、市民社会との幅広い連携と協力は、そのための力強い後押しとなるはずだ。人口問題協議会・明石研究会は、本提言『開かれ活力ある日本を創る-鍵を握る女性、若者、高齢者と外国人』を通して、日本社会に人的資源の有効かつ最大限の活用を強く訴えるものである。この提言をまとめるに当たって、多くの助言を寄せていただいた阿藤誠・代表幹事をはじめ専門家各位に深い謝意を表したい。本提言が、立法府、行政府、メディア、市民社会などにおいて、開かれ活力ある日本を創るための議論に役立てば、研究会を主宰したものとして望外の喜びである。2014年12月人口問題協議会・明石研究会会長明石康