1970年代になってポルポトという不幸な指導者の権力下で教育廃止、貨幣廃止、文化歴史宗教の否定や大虐殺など異常政治が行われた。
長く続いた内戦の影響は大きく、現在でも、国内の各地には大量の地雷が残ったままであり、毎年多くの犠牲者を出している。
現在は、24歳以下が全人口の60%というこの国は民主主義を回復し世界中の援助の手を借りながら一歩ずつ自立への道を歩みだしている。
多くの問題を抱えながらも、人々の一生懸命に生きる姿や優しいまなざし、それに加えて彼らを取り囲む豊かな自然が、未来への希望を感じさせてくれる。
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