東京マラソン2026チャリティ

2025.6.23

  • ホワイトリボン
  • HOT TOPICS
  • お知らせ

走ろう。自分のために。誰かのために。
Healthy women, Healthy world.

ジョイセフは、2026年3月1日(日)に開催される東京マラソン2026の寄付先団体です。3月の女性の健康と権利を願うホワイトリボン月間に、東京マラソン2026チャリティに挑むあなたのアクションを世界の女性の命と健康を守り、一人ひとりをエンパワーメントする活動につなげてください。

開催日 2026年3月1日(日)開催
チャリティランナー募集期間 2025年6月24日(火)11:00~ 7月9日(水)17:00
主催 一般財団法人東京マラソン財団
参加方法 ・チャリティランナーとして参加
・寄付のみで参加

チャリティランナーとして走る

募集要項

個人の方のお申込み
  • 1人当たりの寄付15万円以上~
  • 寄付申込金額の高い順で決定。寄付申込金額が同額の場合は以下の内容で決定
  • 同額で複数お申込みがあった場合、チャリティへの想い・メッセージ内容を参考に決定
法人の方のお申込み
  • 1人当たりの寄付15万円以上~
  • 寄付申込金額の高い順で決定。寄付申込金額が同額の場合は以下の内容で決定
  • 同額で複数お申込みがあった場合、チャリティへの想い・メッセージの内容を参考に決定

※法人での申込みは1法人につき2名までとさせていただきます

東京マラソン2026チャリティランナーお申込みの流れ

① チャリティランナーにエントリーする
東京マラソン財団チャリティ RUN with HEART 公式ウェブサイト 東京マラソン2026チャリティ特設ページで寄付先団体に「公益財団法人ジョイセフ」を選択し寄付申込をする。
② 寄付金の入金手続きをする
募集要項に従い、チャリティランナーに選任された方へ「寄付入金案内」のメールが届きます。メールをご確認のうえ、案内に従いの入金手続きをお願いします。
③ 内定
寄付金入金完了後、「東京マラソン2026チャリティご寄付入金完了」メールを受け取りチャリティランナー内定となります。
本メールには、チャリティランナーエントリー用のURLとパスワードが記載されています。
④ チャリティランナーへ正式申し込み手続き
東京マラソン2026チャリティご寄付入金完了メールに記載されているURLパスワードを使用し、チャリティランナーのエントリー手続きを完了してください。完了するとマイエントリーURLが記載された正式エントリー受付完了のメールが届きます。
⑤ 受付完了後、参加費等の支払い手続きをする
参加費等のお支払いについては、東京マラソン財団よりご案内メールが配信され次第、マイエントリー画面より支払い手続きをしてください。
⑥ チャリティエントリー受付完了、出走確定!
参加費等の支払い完了メールを受けとりましたら、東京マラソン2026チャリティランナーとして出走確定です。マイチャリティ上のステータス画像も変更になります。

※② チャリティランナー寄付金に対して、ジョイセフより寄付金控除となる領収証を発行します。※② メール受信後、期限内に入金手続きがない場合、内定資格の失効となります※② 寄付金入金手続きがない場合は落選となります※② 募集要項は個人のお申込みの方は1人当たりのご寄付15万円以上、法人の方のお申込みの方は1人当たりのご寄付15万円以上(法人でのお申込みは1法人につき2名まで)、寄付申込み時にご入力いただいた金額の上位者を決定いたします。同額で複数お申込みがあった場合、チャリティへの想いや自己PRの内容を参考に決定いたします。※④ <注意>※この時点ではまだ出走確定ではありません
※④ 参加料等の支払いについては手続き開始のご連絡が事前にメールにてエントリー事務局より配信されます※④ <注意>参加料等費が未決済ですとチャリティランナーとしての内定が失効資格失効となります※④ 東京マラソン財団へ支払う参加費等は、日本国内居住者、海外居住者で支払う金額が違います。詳しくは東京マラソン2026公式ウェブサイトをご確認ください※チャリティ寄付金は返金いたしませんのでご了承ください。(東京マラソン2026チャリティ募集要項のエントリー規約に基く)

寄付をする


チャリティランナーではなく、寄付をして参加
東京マラソン2026チャリティ 法人・個人で寄付をする(寄付のみ)募集期間: 2025年6月24日(火)11:00~8月29日(金) 17:00

あなたの寄付で出来る事

すべての人が健康で、自分の人生を自分で選択できる社会に変えていく

女性や女の子への暴力をなくすために

女性や女の子が暴力を受けることは、人として持っている大切な権利を奪われることです。この問題が起きる理由には、男女の立場に差があることや貧しさなどの社会的背景があります。
さらにジョイセフは、もう一つ大きな理由があると考えています。
それは、「体や心の成長について正しく学ぶ機会」と「命の大切さや自分らしい生き方について考える教育」を、学校や社会で十分に受けられていないことです。
そこでジョイセフは、東京マラソン2026チャリティで集まった寄付金を使って、アフリカのザンビアと日本で支援活動を行います。性別による暴力(Gender-based violence)から女性や女の子を守り、一人ひとりが自分の人生を自分で決められる社会をつくることが目標です。

⭐︎ザンビア:ジェンダーに基づく暴力(Gender-based violence)を予防する

アフリカ・ザンビアの女性たちが抱える問題

ザンビアという国のカピリ・ンポシという地域では、HIVというエイズウイルスに感染する人の割合が国全体の平均よりも高くなっています。この地域の女性や若い人たちは、新型コロナの影響で、男性からの暴力 ・10代での望まない妊娠 ・その他さまざまな危険がより一層深刻になりました。
調査で分かった深刻な実態
ジョイセフがこの地域で調査を行ったところ、女性の約87%(145人中126人)が、過去1か月の間に何らかの暴力を受けたと答えました。暴力には、殴られる・傷つけられる、心を傷つけられる、性的な被害、お金に関する嫌がらせなどがあります。
特に心配なのは、そのうち61%(77人)が夫やパートナーから暴力を受けていることです。

問題が起きる理由

このような問題が起きる背景には、次のようなことがあります。

  • 体や心の成長について正しい知識を学ぶ機会が少ない
  • 病院や保健所などの医療サービスを受けにくい
  • 貧しさ ・男女の立場に大きな差(ジェンダー格差)がある
  • 学校で命や体について学ぶ授業が十分でない

事例①
カピリ・ムポシ郡ダムソン村に住むプレシャスさんは、夫と3人の子どもと暮らしています。4人目を妊娠中に、夫からの暴力を受けました。夫は前妻との間の2人の子どもの生活費の仕送りをしていましたが、更なる支援を求めて前妻が職場を訪れたことが暴力の引き金となったようでした。プレシャスさんはすぐに病院で検査を受け、幸いにもお腹の赤ちゃんに異常はありませんでした。その後、夫には14カ月の実刑判決が下されました。

事例②
カピリ・ムポシ郡チタンバラ村に住むフェイスさん(19歳)は、ひとりで子どもを育てています。子どもの父親は、妊娠がわかった時から責任を取ることを拒み、フェイスさんに暴力をふるい、家を出ていきました。実家で母と二人きりでの生活は楽ではありません。中学1年で学校を辞めたフェイスさんに仕事の選択肢は少なく、今は村の家々を訪ねて洗濯の仕事を引き受けています。報酬は多い時で100クワチャ(約500円)、少ない時は30クワチャ(約150円)ほど。若くして母になり、経済的にも精神的にもとても厳しい日々を過ごす女性たちを支える制度はなく、フェイスさんは、将来への不安を感じながら毎日を過ごしています。
東京マラソンの寄付金を使った支援活動

東京マラソン2026チャリティで集まった寄付金を使って、以下の活動を行います。

同世代の若者から学ぶ仕組み作り
同じ年代の若者が先生役となって、体や心の成長について正しい知識を教える活動を強化します。

教える内容は:

  • 性別(ジェンダー)による暴力の防止
  • 望まない妊娠の予防
  • HIVや性感染症の予防
  • その他、体と心の健康に関すること
医療サービスを受けやすくする
若い人たちが病院や保健所で必要な医療サービスを受けやすくなるよう環境を整えます。
将来に役立つ技術を身につける
若者が将来の選択肢を広げられるよう、洋服作りなどの実用的な技術を学ぶ研修も行います。
継続的な支援
定期的に活動の様子を確認し、若者たちが自分の力で問題を解決できるようになることを目指します。また、体と心の健康について正しい情報を得られ、必要なサービスを受けられるよう継続的にサポートします。

ジェンダーに基づく暴力の予防に取り組む人材養成研修の様子

⭐︎日本:性被害・性加害から若者を守る

学校で性について学ぶ機会が少ない現状
学校で教える内容の基準を決めた「学習指導要領」では、体や心の成長について十分に学べない状況があります。
若者の意識調査で分かったこと
ジョイセフが15~29歳の人たちに行った調査(2023年)では、次のようなことが分かりました:

  • 性的同意について「相手の気持ちを大切にすることが重要」だと思う人:9割以上
     でも「よく分からない」と答えた人:4割
  • 性に関する情報を得る場所:1位はインターネットやSNS

このように大切だと思っていても正しく理解していない人が多いことが明らかになりました。

深刻化する性被害の実態
政府の調査(男女共同参画白書2023年度)によると:

  • 女性の8.1%、男性の0.7%が望まない性的な行為の被害を経験
  • 認知された件数だけでも年間2,700件を超え、前年より63.8%増加

また最近では、AI(人工知能)を使って作った偽のわいせつな画像をSNSで広める「性的ディープフェイク」という新しい問題も起きています。

大人も一緒に学ぶことが必要
若者が性被害を受けることも、誰かを傷つけることもないように、若者だけでなく、若者を支える大人たちも一緒に「性の教育」を学ぶことが急務です。

高校生を対象とした「性の教育」出前授業の様子

みんなで一緒に学ぶ取り組み
若者だけでなく、その保護者や学校の先生たちにも、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて正しい知識を学んでもらう機会を作ります
学習の目標
  • 自分に関わる大切な問題として考えてもらう
  • これまでの性やジェンダーに関する思い込みや偏見を見直すきっかけを作る
  • 学ぶことの大切さに気づいてもらう
使用する教材と内容
ジョイセフが作った教材「SRHR NOTE」などを使いながら、以下のことを学びます:
「相手の気持ちを大切にすること(性的同意)」の意味 ・体と心の成長に関する正しい知識 ・性暴力を防ぐための知識 ・望まない妊娠を防ぐための知識
目指すゴール
私たちの人権であるSRHRを知って、自分自身と相手の両方を大切にしながら行動できる人を増やしていきます。

SRHRについて若者に説明する若者リーダー(ピア・アクティビスト)

※1 セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)
性と生殖について、私たち一人ひとりが適切な知識と自己決定権を持ち、自分の意思で必要なヘルスケアを受けることができ、みずからの尊厳と健康を守れることを意味します。産むか産まないか、いつ・何人子どもを持つかを自分で決める権利の他、性感染症、HPV/子宮頸がん、ジェンダー、セクシュアリティなどもSRHRに含まれ、私たちの人生と切り離すことができない大切な考え方、そしてライフスキルです。

※2 SRHR NOTE
自分のからだ、パートナーとの関係性、セックス、性感染症、HPV/子宮頸がん、妊娠、ジェンダー、セクシュアリティなど、SRHRに関するテーマの中で、特に10-20代の若者に必要な情報を幅広く盛り込んだ啓発教材。
https://www.joicfp.or.jp/jpn/2024/02/08/54236/

東京マラソン2026公式ウェブサイト(チャリティページ)
Tokyo Marathon 2026 Official Website (Charity page)
日本語 英語

お問い合わせ
公益財団法人ジョイセフ
東京マラソン2026チャリティ担当
Email:tmc@joicfp.or.jp