人口問題協議会、「日本の行方を考える」 7つの提言全文をPDFでアップしました

  • お知らせ

2010.6.15

人口問題協議会の様子

「国際社会に名誉ある地位を占めるための7つの提言
―グローバルな視点から日本の行方を考える」

人口問題協議会の明石康会長が、5月31日(月)午後、ジョイセフ7階セミナー室で30名ほどのメディア等関係者を中心に7つの提言について発表しました。

この提言は人口問題協議会 明石研究会がまとめたものです。2008年から2009年まで「日本の行方を考える」という総合テーマのもとに9回にわたり連続的な研究会を開催し、各分野の専門家と議論を重ねてきた結果の集大成です。本年3月には「日本の行方を考える」公開フォーラムを開催し、研究の総括を行いました。

本提言は、政策立案・実施への活用を目的としたもので、研究会の抄録、英文提言も含む冊子としてまとめ、参議院議員選挙を前に国会議員、関係各機関に届けることとしています。
明石会長は、7つの提言のポイントを紹介したうえで、日本のODAの減少に警鐘を発し、国際社会において日本の明確なビジョンを打ち出すべきであると強調しました。

参加者からは大きな関心が寄せられ、質疑応答で議論が深められたと同時に、助言者として同席した阿藤誠・早稲田大学特任教授からは、人口学の観点から補足説明がありました。

明石会長

7つの提言

  1. 日本の行方を考える―「引きこもり国家」からの脱却
  2. 人口減少社会における日本型家族政策の構築
  3. 日本型移民政策の導入―「人材開国」への準備を急げ
  4. 女性と若者への投資
  5. 開発途上国の「人口ボーナス」期への国際協力支援
  6. 日本の責任とODA再生・増額―グローバルな人口問題解決のために
  7. 「成熟し責任ある国」を目指して―いま日本がすべきこと

提言の詳細は、以下のPDFをご覧ください。
日本語版(336KB)
英語版(165KB)

問い合わせ先

ジョイセフ内 人口問題協議会事務局 鈴木良一・石川真穂
電話:03-3268-5875
ファクス:03-3235-9776
E-mail:mishikawa@joicfp.or.jp