第77回(2025年度)「保健文化賞」を受賞! ~世界の女性の命と健康を守る活動が高く評価されました~
2025.11.20
- HOT TOPICS
- お知らせ
ジョイセフは、このたび第77回(2025年度)「保健文化賞」を受賞いたしました。世界の女性の命と健康を持続的に守る私たちの長年の取り組みが、栄誉ある形で高く評価されたことを心より光栄に思います。

「保健文化賞」とは
「保健文化賞」は、保健衛生の向上に継続的に取り組み、顕著な功績を上げた団体・個人を顕彰する社会貢献賞です。1950年に創設されて以来、第一生命保険株式会社が主催し、厚生労働省、朝日新聞厚生文化事業団、NHK厚生文化事業団の後援で、国内外の保健衛生分野に貢献した多くの団体・個人を表彰してきました。
今回の第77回(2025年度)では、私たちジョイセフを含む10団体と3名の個人が受賞し、これまでの受賞者総数は合計1,134件にのぼります。

受賞の背景:評価されたジョイセフの取り組み
ジョイセフは、1968年の設立以来一貫して「人づくり」を活動の軸に据え、支援対象国の状況に合わせた教育・啓発活動や保健医療サービス支援などを展開してきました。特に、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)の普及に尽力しています。とりわけ女性が自らの健康と権利を守れるよう、意識や行動の変化を促す活動、そして、医療へのアクセスを改善する活動を通じて、女性のエンパワーメントにつながる環境づくりに貢献してきた姿勢が高く評価されました。
世界的に保健分野の支援が困難に直面しつつある中、SRHR分野で活動する国際協力NGOとして、ジョイセフがこの歴史ある保健文化賞を受賞できたことは、大変光栄でありがたく、勇気づけられる思いです。創立以来、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々で、人々の力を信じ、地域に根差した住民主体の活動を地道に続けてきたことを誇りに思います。これからも、役職員一同、力を合わせて、低・中所得国では、弱い立場に置かれた人々が必要とする支援を継続します。また、日本国内においても、SRHRの認知・普及、推進に力を尽くすことをお約束します。
ジョイセフ理事長 勝部まゆみ
このたびの受賞を励みとし、ジョイセフはこれからも世界のどこにいても、すべての女性が質の高いSRHRを享受できる世界の実現を目指し、活動を続けてまいります。
皆様からの温かいご支援が、世界中の女性と女の子たちの命と健康を守る力となっています。今後とも、ジョイセフの活動へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。