【NGO✖️行政連携】連携が始まって9年。今年は、102個のランドセルが集まりました
2025.5.20
- ランドセル
- 実施レポート
- アフガニスタン
2025年5月9日に開催された文京区主催のランドセル回収イベントでプロジェクトの趣旨に賛同した文京区内のお子様や、そのご家族から102個のランドセルをお預かりしました。文京区主催の「思い出のランドセル」回収イベントは2017年から継続され、総計796個のランドセルが寄贈されました。
今年はこの事業に賛同する獨協大学経済学部の皆さんがボランティアとして参加くださり、学生の皆さんのエネルギーと文京区民・区役所の皆様の温かい気持ち、カラフルなランドセルが溢れる会場になりました。
当日ランドセル寄付に来てくださった方のコメント
(獨協大学が実施したアンケートからの抜粋)
ランドセルを寄付した理由
自分のランドセルが違う国で役立つなら、もう使わないし卒業したら海外に送ることを小4くらいで決めていたから
小4の時日本で使われたランドセルがまた別の国で使われることを知って、とても良い取り組みだと思ったから
お兄ちゃんが卒業した時、ランドセルをどうしようかさんざん迷ってそのまま押入れに・・・下の子の卒業の時にまとめてどうにかすると固く決めていました。そのタイミングで区報で拝見して、これを逃してはいけないと思いました。
ランドセルを受け取るアフガニスタンの子ども達に伝えたいこと
私は日本で勉強を頑張るよ。だから皆も頑張って!そして全ての子どもがランドセルを持てる世界を作っていこう!私は実現できると信じてる。
色々なことを学んで、いつか日本に来てください!
たくさん使っていただき、充実した学校生活を送っていただくことに少しでも役だったら嬉しい
ランドセルを通じて日本の子どもたちと繋がり、学ぶ楽しさを経験できますように
登校するのは大変だと思うけどできる限り学校へ行ってね!
少しでも笑顔が続く毎日になるといいです。
ランドセル寄贈・回収活動にご協力いただける方を募集しています。
ジョイセフでは、役目を終えたランドセル寄贈・回収にご協力いただける自治体や学校、企業を募集しています。
⚫️地域コミュニティ・学校で
住民や生徒と回収活動を企画し、一緒に取り組む事ができます。
⚫️企業で
従業員、顧客参加型でのSDGs・社会貢献活動として導入できます。
個人でのご寄贈、法人単位での寄贈を問わず、ジョイセフでは年間を通じてランドセルの寄贈を受け付けております。引き続き、より多くのアフガニスタンの子供達にランドセルを渡せるよう、皆様のご協力をお願いします。
ランドセルの贈り方 3ステップ
(1)贈るランドセルの確認・準備
(2)海外輸送費2500円の寄付
銀行振込、クレジットカード決済可。ご要望に応じて寄付金請求書の発行も可能です。
書き損じハガキでの寄付も可能です。
(→ハガキの必要枚数はこちら)
(3)ランドセルを指定倉庫に送付
寄贈や回収の方法、その他ご支援方法について気軽にお問い合わせください!
(→お問い合わせページ)
「思い出のランドセルギフト」とは
日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンに寄贈し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。2004年の開始以来、およそ30万個のランドセルが贈られました。ランドセルを贈ることで、子どもたちが学校で学ぶ機会が得られ、読み書きができるようになり、自分自身や家族を守る知識や情報を身につけられるようになることを目指しています。この活動は、これまでに小学校4年生の国語や中学校の英語の教科書といった教材にも取り上げられました。