母子健康手帳70周年

2012年5月11日

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  • ジョイセフコラム

 今から70年前の昭和17年(1942年)7月13日に、現在の母子健康手帳の前身である「妊産婦手帳」制度がスタートしました。今年はその記念すべき70周年にあたります。
戦時下の社会情勢のもとではありましたが、日本の母子保健推進にとって不可欠の制度というべきものであったと思います。妊産婦が、常に自らの妊娠、出産、子どもの成長についての保健記録を、どこに移動しようとも、手元に持つという制度(システム)は、まさに画期的であったと考えます。この手帳制度は、今日に至るまで70年にわたって日本の母子保健向上におおいに寄与したものであることはいうまでもありません。
「妊産婦手帳」は、戦後「児童福祉法」によって、昭和23年(1948年)に「母子手帳」に改称され、妊産婦だけでなく乳幼児の保健指導も含むべく内容が充実され、昭和40年(1965年)に、「母子保健法」(施行1966年)のもとで、現在の「母子健康手帳」へとさらに充実しました。その後も、母子保健法改訂とともに、手帳も常に改訂されており、ますますこの制度は進化しています。
日本の母子保健事業を考える時に、また、日本の母子保健を支えてきたパイオニアの人々を振り返る時に、今年は、70年前に発足した妊産婦手帳制度の意義を考える節目の年であると思います。

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