「妊産婦死亡の動向:1990~2010」を読む

2012年6月12日

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  • ジョイセフコラム

妊産婦死亡に関する最新データが5月に発表されました。
世界保健機関、ユニセフ、国連人口活動基金および世界銀行によって発表された「妊産婦死亡の動向:1990~2010(Trends in Maternal Mortality: 1990 to 2010)」です。
今回は、3つの視点からみた、いわゆる「ワースト国」を統計的にまとめてみました
(以下の3表は、全て私の責任で作表致しましたことを申し添えます)。
まず、表1は、以前もこのコーナーで紹介しましたが、妊産婦死亡率の高い10カ国です。
すべてサハラ以南のアフリカの国々となりました。かつて第1位であったアフガニスタンは、今回の報告では1400(2008年)から、460(2010年)に改善されています。
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表2は、妊産婦死亡数です。これらの上位10カ国を合計すると、世界の妊産婦死亡数287,000人の6割を超える数字となります。人口大国である、インドとナイジェリアが上位2カ国を占めていて、この2カ国のみで世界の妊産婦死亡数の33%(3人に1人)を超えてしまいます。
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表3は、「妊娠・出産により死亡する生涯リスク」を示したものです。
妊娠・出産時に命の危険をともなっている女性たちの実態を示す数字となっています。
最悪は、アフリカのチャドの女性で、妊産婦15人あたりに1人が命を落とす危険(リスク)にさらされています。こちらの国々も上位11カ国がサハラ以南の国々となりました。
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これらの数字の意味するところを考えていかなければならないと痛感しています。
(2012年6月、東京にて)

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