自分の人生を他者と比較してはならない

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2012.8.20

私の人生論の中に「自分の人生は他者との比較ではなく、自らのものであり、自らが作っていくものである」という持論があります。
また、人生には、早いも遅いもないと思っています。
人生には、回り道もあれば坂道もありますから、一直線の道のりばかりではありません。人生は、「苦しい時」が、まさに「上り坂」であるとも信じています。
また、人生にとっては、まずは、本当に自分が「したいこと」や「すべきこと」が、明確になる、あるいは明確にすることが、大切なのではないでしょうか。
自分の人生を改めて考えてみましょう。
自分の「夢」をもう一度考えてみましょう。
そして、できたら、自分の夢を文書や絵にしてみましょう。
そして、何度もくりかえして、それを見て、できたら、読んでみましょう。
また、その夢の実現のために今日、明日、しなければならないことは何かも書き出してみましょう。すると、不思議なことにその夢が、徐々に実現可能な目標や具体的な活動計画に変わっていくのに気づくはずです。
それは、「夢」が「目標」そして具体的な「活動計画」に変わっていく瞬間です。
ある問答があります。
「世の中の勝利者はだれか」との問いに。
「力の強いもの」「富を得たもの」などいろいろな答えが出ましたが、
賢人は、こう答えました・・・。
勝利者とは、そのような者たちではない・・・。
真の勝利者は「最後に自分の夢にたどり着いた者であり、
また、その達成のために、最後まで、積極的に努力した者である」と。
たとえ達成できなくとも、努力やプロセスが重要なのであると私は信じています。
私は、実は「勝利者」という言葉は好きではありませんが、
「夢にたどり着いた者、またその努力を惜しまなかった者、積極的であった者」と理解しています。
そして、自分に夢や志があれば、人生は間違いなく「積極的なものになる」とも信じています。
自分は、他者と比較されるために、この世に生まれてきたのではありません。
そして、自分の人生は一度きりですから・・・。
だからこそ、今日という日をあしたにつなぐ大切な日として、生きていきたいと思っています。
(2012年8月、東京にて)