第5回アフリカ開発会議(TICAD V)に向けて -「女性の命が大切にされるアフリカ」を目指せ

2013年1月7日

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  • ジョイセフコラム

今年(2013年)日本で開催される国際的なイベントのひとつが、2013年6月1日~3日に、
横浜で開催される「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」です。

(TICADとは、Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議。1993年以降日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)及び世界銀行等と共同で開催しています)

目下、日本政府をはじめ関係機関は、その準備に追われています。3年に一度開催される、今年のTICAD Vをアフリカ諸国に対する「日本としてしなければならないこと」や「日本としてできること」また、「共に成し遂げること」等の決定と行動への意義ある会議にしてほしいと願っています。
アフリカは、経済的な発展期を迎えていると、多くの専門家が分析しています。このような背景で、アフリカ開発会議では、経済発展、資本投入や投資、雇用促進などが主なテーマとなると思われます。しかし、私たちNGOは、この会議では、住民の生活の視点に立ったアフリカ開発会議であって欲しいと訴えています。
たとえば、教育や保健の向上、女性の権利やエンパワーメントなどが、会議の重要なテーマやアジェンダとして必ず話し合われることです。とりわけ、「女性の命が尊重される」アフリカの国々の議論であって欲しいと願うものです。
アフリカ地域の妊産婦死亡率を例にとっても一目瞭然で、アフリカでは、妊娠・出産がすなわち「死」と直面しなければならない国々が多いということが分かります。とりわけ農村地域の無医村や助産師のいない村々では、女性の命がなお一層危険にさらされていると言えます。
国連の統計によると、2010年の世界の妊産婦死亡率の世界の平均は出生10万対210でしたが、サハラ以南においては、それが500と高い数値を示しています。
この統計において、妊産婦死亡率(出生10万対)の高い上位10カ国はすべて、サハラ以南のアフリカ諸国でした。
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「妊産婦の命と女性の命を救う」私たちジョイセフの挑戦は、これからも続きます。
落とさなくてもよい命は、あらゆる力をもって、救い、守ることが、私たちの使命だと思っています。
第5回アフリカ開発会議において、妊産婦や女性の命が大切に扱うというアフリカ諸国のコミットメントを示してほしいと思っています。アフリカ諸国のリーダーたちのコミットメントや政治的決断こそが、そのことを実現する大変重要なきっかけとなります。
今年6月のTICAD Vに向けて、私たちもあらゆるチャネルを通して、「女性の命が大切にされるアフリカ」を目指して訴えていきたいと思っています。皆さまのご支援ご協力を宜しくお願いします。
(2013年1月、東京にて)

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