『想い出のランドセルギフト』 使い終わったランドセル、春の募集開始! ~アフガニスタンで、未就学の女の子が学校へ行くきっかけに~

  • お知らせ

2013.2.20

ランドセルがお母さんと赤ちゃんの命を救うわけ

ジョイセフは、本日より4月15日まで、『想い出のランドセルギフト』で寄贈する使わなくなったランドセルを募集いたします。

アフガニスタンの現状

アフガニスタンでは、23年続いた内戦が2001年に終結したものの、教師や学校施設の不足、貧困を理由に、学校教育を満足に受けられない子どもがいまだに多数います。
特に、女子は就学率が低く、小学校の教育を受けられる女子は83%、(男子の約7割程度)。中学校への女子の就学率はたったの15%、15歳以上の女性の非識字率は約8割にのぼります。十分に教育を受けられないまま、早ければ12~13歳で結婚・出産を始める女の子たち。その環境は決して良くありません。文字の読めない妊産婦は、妊娠・出産についての情報を十分に得られず、無医村では不衛生で危険なお産も多いのです。そのため、アフガニスタンでは妊娠・出産が原因で亡くなる女性の割合が日本の90倍以上になります。
その命を救う一歩として、女性自身が自らの体を守るための知識を持つことが大切です。

『想い出のランドセルギフト』とは

日本の皆さんが6年間愛用したランドセルを寄贈し、アフガニスタンの未就学の子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子が学校へ行くためのきっかけづくりを行っています。2004年にスタートしたこの活動は、今年で10年目を迎え、すでに10万個を超えるランドセルがアフガニスタンに贈られました。
現在では、ランドセルは学校へ通う子どもの象徴となっています。
詳しくはこちら
http://www.joicfp.or.jp/jp/donation/things_to_donate/omoide_ransel/

<概要>
■募集内容
使用しなくなったランドセル(色は不問)
■募集期間
2013年2月20日(水)~4月15日(月)
■寄贈方法
贈り方はこちら
http://www.joicfp.or.jp/jp/donation/things_to_donate/omoide_ransel/rightnow/

【本件に関するお問い合わせ】
公益財団法人 ジョイセフ 広報グループ 03-3268-5875
小野 mono@joicfp.or.jp / 甲斐 wkai@joicfp.or.jp