母の日に寄せて [ジョイセフ代表理事 石井澄江]

2013年5月10日

  • お知らせ

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今年も母の日が巡ってきました。

妊娠や出産が原因で命を落とす女性たちを一人でも多く救うために世界中の人びとが協力してくれるよう、一年に一度ではなく毎日を「母の日」にしたい、と毎年の母の日のたびに思います。

「お母さんありがとう」の言葉を直接言える人も、残念ながら言えない人も「母」に対する感謝の気持ちは持ち続けたいものです。人間の営みが続く限り、この感謝の言葉は繰り返されていきます。世界中どこにいてもそれは変わりません。ただ違うことは生まれた、そして生活している国や地域で母となる女性たちの命を守る環境に大きな差があることです。どこでも「出産は命がけ」です。幸いにも日本で出産する場合はそれを意識することはほとんどありません。途上国に住む女性たちにとってその言葉は現実味があり、大変重たいものなのです。

ジョイセフのチャリティーピンキーリングの中に「出産:Birth」「健康:Health」に関するものがあります。出産はオレンジの濃淡、健康はグリーンの濃淡です。今年の母の日は「出産」と「健康」のピンキーリングを付けて、ご自分の「母」と途上国のもう一人の想像上の「母」に「生んでくれてありがとう、これからも元気でいてね!」というのはいかがでしょうか。自分が途上国に生まれたら、と考えながら途上国の「母」への思いを少し膨らませてください。

このようなちょっとした思いやりが大きな輪となり、日本中に広がっていくようになって欲しいと願いながら、今年の母の日を迎えたいと思います。

日頃の皆さまの思いやりとご協力に感謝しつつ、さらなるご支援をお願いいたします。

(公財)ジョイセフ
代表理事 石井澄江

石井 澄江
1948年生まれ。 1975年からジョイセフ勤務。ジョイセフの海外プロジェクト推進とアドボカシー事業を中心に手がける。数多くの国際会議にNGOとして参加。1997~98年、2000~2002年の2回にわたりJICAベトナム・リプロダクティブ・ヘルス(RH)プロジェクトのチーフアドバイザーとしてベトナム・ゲアン省に赴任。2011年はジョイセフとして初めての国内支援活動である東日本大震災の被災地支援実施。2011年9月から現職。
一般社団法人日本家族計画協会理事。GII/IDIに関する外務省/NGO懇談会事務局長。国際家族計画連盟(IPPF)東・東南アジアオセアニア地域執行理事 ほか

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世界の問題について考えるThink Collegeに ジョイセフ代表理事 石井澄江が登壇します!

5月15日(水)に西武渋谷店で行われるThink College(※)に、ジョイセフ代表理事の石井澄江が講師として登壇します。
「生き方から美しい人へ。~”思いやり”から始まる新しいチャリティを創る~」をテーマに、途上国の妊産婦と女性の課題などについてお話しします。

概要
日時:2013年5月15日(水) 19:00~20:30
場所:西武渋谷店 A館7階 サンイデ-渋谷 教室スペース
参加費:無料
定員:35名
詳細・参加申込はこちら:http://www.shibuya-univ.net/class/detail.php?id=877

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