Continent of Future (未来の大陸)

2013年12月17日

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  • ジョイセフコラム

最近、アフリカ大陸を「未来の大陸」とよぶ人々が増えています。
2013年6月に横浜で第5回アフリカ開発会議が開催されたことは記憶に新しいところです。アフリカ54カ国に対して、今後、その開発のために多方面の投資が必要であることが再確認されました。
アフリカ大陸が「未来の大陸」と呼ばれるようになった背景は、「未来」の中に、アフリカ地域の人々のみならず、人類全体の未来も含まれているからではないかとも思います。
先月、アフリカ連合(AU)・アフリカ経済委員会(ECA)の本部(エチオピア・アディスアベバ)に、この7月からIPPF(国際家族計画連盟)の代表として駐在している、サム・テラノさんがジョイセフを訪ねてくれました。かれは、2006年にナミビア家族計画協会の事務局長に当時30代の最年少で就任した優秀な人物です。
この日、彼が使ったキーワードも「Continent of Future(未来の大陸):アフリカ」でした。それを語る時の彼の眼が輝いていたのが大変印象的でした。新時代のリーダー、まさにここにありという思いを強くしました。夢を持つことによりアフリカ諸国がその実現に向けて動いているのだという印象もあせて持ちました。
私は、今まで持っていたアフリカのイメージを振り払わなければならないと思いました。急速な経済発展を経験している国々や、女性の社会進出などが顕著な国々もすでに多く現れています。
しかし、一方では、女性の地位は依然として低く、女性の生命や健康がないがしろにされている国々も未だに多数あります。とりわけサハラ以南の国々では、妊産婦死亡率も高く、女性の健康が脅かされています。いまこそ女性の地位が文化的・社会的にも低く、その改善が喫緊の課題となっています。
これらの国々の女性たちの地位や健康状態が改善されてこそ、「未来の大陸」アフリカの「真」の未来が来るのではないでしょうか。
そのためにも、アフリカの人々とともに私たちが今、しなければならないことは山積みです。アフリカの妊産婦や女性のために、それらの課題を着実に解決していきたいと強く考えさせられました。
(2013年12月、東京にて)

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