GIRL meets GIRL College 第1回 大葉ナナコ氏 「Birth−命の誕生について」

2014年5月22日

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gmgc_dadway2014年5月19日、GIRL meets GIRLプロジェクトの新たな企画として、「GIRL meets GIRL College」という連続講座が始まりました。ジョイセフはこの講座を通して、世界中の女性が持つべき人権である

  • リプロダクティブ・ヘルス(RH)
  • 自己決定(選択)

と、それらを享受できるようにするための力を、これからの未来を担う日本の若い女性たちに正しく理解してもらい、自らエンパワーできるようになっていくことを期待しています。

GIRL meets GIRLプロジェクトを実施するジョイセフと電通GAL LABOは、昨年9月に出版した『世界女の子白書』の制作を進める中で、「男女平等(ジェンダー・ギャップ)指数ランキング*」が示す日本の順位(2012年は135カ国中101位→2013年は136カ国中105位)が開発途上国の国々よりはるかに低いことに衝撃を受けました。『世界女の子白書』を通じて世界の現状を伝え、日本の若い女性たちの理解や共感を深めるためには、まずは意識を変えるためのアクションが必要であることを痛感しました。

ohba01世界の女の子が置かれている問題に目を向けるためには、日本の若い女性たちが自分自身のリプロダクティブ・ヘルス(以下:RH)についてきちんと向き合い、その重要性を正しく理解することが不可欠です。そこで得た知識を元に、自分たちの力で人生を選択し(自己決定)、一歩前に進めるようになってもらいたい、そうした思いからGIRL meets GIRL Collegeは生まれました。

講座は全8回。RH分野の講義に始まり、女性が自分で人生を選択するために必要な思考法やライフスキルについて段階を経て学び、最終日(7月7日)には、受講生にドリームアクションプランを作成し、発表してもらいます。

各回、ジョイセフスタッフによるプロジェクトの話10分、本講座90分に加え、協賛企業を募った回では、企業によるワークショップ10分の3部構成で行われます。

初回となる5月19日は、はじめにジョイセフ広報チーフ小野よりGIRL meets GIRL Collegeの目指すことについて共有をし、次に公益社団法人誕生学協会代表理事であり、バースコーディネーターとして活躍中の大葉ナナコさんにご登壇いただき、「Birth−命の誕生について」講義が行われました。

dadway協賛企業によるワークショップでは、ハワイ生まれの抱っこ紐「エルゴベビー」正規代理店として知られる株式会社ダッドウェイが育児の楽しさを伝えるため、「快適な抱っこのしかた」について実際にエルゴベビーを使って楽しく教えていただきました。

大葉ナナコ氏の講義 「Birth − 命の誕生について」

ohba02「生まれてきたことを誰もが肯定できる社会を目指し、命を喜び合うことの大切さ」について講義をしていただきました。
日本は世界に誇る長寿大国であり、妊娠・出産による女性の死亡率(妊産婦死亡率)および乳児の死亡率もとても低い数値を保つ、保健分野の優等生です。しかしながら、妊娠・出産・育児に関し、決して肯定的とは言えない情報が氾濫し、自分の誕生を含めて「良かった!」と感じる機会はあまり多くないのも現実です。
大葉さんは命の誕生のお話を通し、「すべての人が安心、自由、自信を感じながら生きるべき」ということを、時に力強く、時に優しく受講生たちに伝えていきました。

無限の神秘に満ちた命の誕生からみえてくるもの。それは、生まれた命に対してはもちろん、支えてくれた家族、そして何より自分自身への「ありがとう」の気持ちなのだと大葉さんは語ります。この世に生まれてきた自分をまずは肯定することこそが、やがて生きていくための自信となり、ポジティブに思考していく力になるのだと。

受講生からは

  • 「大葉さんのお話を伺って、嬉しい気持ちでいっぱいになった。女性としてパワーを信じていきたい」
  • 「自分の父、母に会いたくなった」
  • 「自分に自信が持てるきっかけになった。とても幸せな気持ちになった」
  • 「出産に関してマイナスのイメージしかなかったが、自分が生まれてきたことと、将来自分が産むかもしれないことに対しても、ポジティブに考えられるようになった」

との声が寄せられました。

「この講義を通じ、自分を大切に思う気持ちが芽生えてくれたら嬉しい。これから続くカレッジの基盤となる価値観に、栄養になれば」との言葉で講義を締めくくった大葉さん。
話を聞く受講生たちの輝く笑顔とともに、明るくそしてパワフルな講義は盛況に終わりました。

*世界経済フォーラムから毎年発表されている世界各国の男女格差に関するレポート「The Global Gender Gap Report(グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート」。

※男女の格差を指数化し、各国を順位付けしている。上位ほど男女の格差が少ない。

 


その他の講義はこちら
http://www.joicfp.or.jp/jp/2014/03/31/22267/

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