都議会でのセクハラ発言を受けて:女性の自己決定権への理解を求めます

2014年6月24日

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  • ジョイセフコラム

6月18日の東京都議会で、女性議員が育児子育てなどに関する質問中に、「自分が結婚すればいいじゃないか」「自分が産めよ」「子どもを産めないのか」 などのヤジが飛んだ、という報道がありました。テレビなどでも実際の場面での映像も紹介されましたので、多くの方々が不快な思いでご覧になったと思います。

いま、ツイッターなどでも批判のメッセージが飛び交っています。日本のジェンダーの意識や政治家としての品性がこの程度のことかと言えるような低次元の話です。これが、たとえ一部の議員の言動であっても、議事進行中の誠に遺憾な発言であり、怒りを覚えます。社会的な問題としてとらえなければなりません。

海外メディアも早速この件を取り上げており、大変情けない事態となっています。

これは、日本がいかに品格に欠ける国家であるかを示していますし、都議会における議員の発言がこの程度かと都民の一人としても残念でなりません。女性の活躍の場をさらに広げることが、課せられている日本の将来に、まさに、水をかけるようなものであり、徹底的に糾弾されなければなりません。かつて、女性は「子どもを産む機械」であるとの発言をした厚生労働大臣が退任したのも記憶に新しいところです。暴言を吐いた議員は、自らの責任と議会を冒涜したことで、速やかに責任を取るべきでしょう。

重要なことは、女性の人権、さらに言えば、女性の自己決定権を基本とするリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康・権利)がまだまだ理解されていないことの重要な証拠であり事象であると思います。

都議会に対しては、女性の自己決定権を基本とするリプロダクティブ・ヘルス/ライツの理解を求めたいと思います。
今年は、 カイロ国際人口開発会議から20年(ICPD+20)の年であり、リプロダクティブ・ヘルス/ライツについてさらに啓発活動を行わなければならないと、強く思いました。

この事件を議員のセクハラ発言や差別発言としてのみとらえるのではなく、女性の健康や人権について、さらなる啓発活動を行うきっかけとしていきます。

(2014年6月、東京にて)

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