「女性の健康の包括的支援に関する法律」 成立推進活動に関する報告・お礼そして更なるご支援のお願い

  • お知らせ

2014.7.3

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「女性の健康の包括的支援に関する法律」の成立を求める呼びかけ人・賛同者になっていただいた皆さま

ジョイセフを代表し、みなさまのご支援ご協力に心から感謝し、以下の進捗報告をいたします。

女性の健康の包括的支援に関する法律(案)」は平成26年の通常国会(会期:2014年1月24日~6月22日)に、6月17日に提出され、継続審議となり、秋の臨時国会に持ち越されました。

5月30日に参議院議員会館で院内学習会が大盛況のもとに開催されたことは、ご承知のとおりです。その前後から、関係者一同、それぞれ各政党への支持のお願いや、マスコミに対する働きかけそして呼びかけ人や賛同者の募集などをフル回転で行ってまいりました。しかし、残念ながら通常国会の会期中に法案の成立を見ることはできませんでした。

「女性が輝く社会」と言われても、一人ひとりの女性が健康を享受し、個人の意思で社会参画ができる基盤を作るためには、女性の健康を包括的にとらえて支援する法律が必要です。しかし、その法律(案)を見る限り、満足のいくものではありません。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツに関しては、一言も触れられず、女性に対する性暴力にも触れられていません。多くの関係者にとって必ずしもこの法律(案)は100パーセント満足のいくものではありません。

それでも、私たちはこの法案を次の臨時国会でぜひとも成立させたいと願っています。女性の健康に関する包括的な支援を行うために必要な法律が「0」の状態から「1」にしたいと思っているからです。秋の臨時国会での成立をめざし、これからも積極的に賛同署名を集め、法案の成立に向けて活動してまいります。今までご協力いただきました皆さまに、お礼とご報告すると同時に、法案を皆さまのご協力によって是非とも成立させられますよう、今後も引き続きご支援ご協力をお願いいたします。


公益財団法人ジョイセフ
代表理事・理事長
石井澄江

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「女性の健康の包括的支援に関する法律」についてはこちら
http://houseikyoku.sangiin.go.jp/sanhouichiran/sanhoudata/186/186-027.pdf