すべての人にセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツを! 「I decideキャンペーン」に関する会議に参加してきました

2014年9月24日

  • お知らせ

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2014年7月21日から23日にかけて、国際家族計画連盟(IPPF)ロンドン本部でアドボカシーとコミュニケーションに関する会議が行われました。ジョイセフからはアドボカシーグループの地引が参加し、世界中で盛り上がりをみせる「I decideキャンペーン(※)」について意見を交換してきました。このキャンペーンは、来年2015年に達成期限を迎える「ミレニアム開発目標(MDGs)」の次の開発目標として、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康/権利)が引き続き取り上げられるよう、ジョイセフ、IPPFおよび世界152カ国で活躍するIPPFの加盟協会(Member Association:以下、MA)が一丸となって展開しているもので、100万人を目指して署名を集めています。集められた署名は、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長に提出されます。

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現在、MDGsの中でリプロダクティブ・ヘルスはゴール5のターゲットBとして、「2015年までにリプロダクティブ・ヘルスへの普遍的アクセスを実現する」ことが掲げられ、改善に向けてさまざな取り組みが行われきました。しかしながら、依然としてリプロダクティブ・ヘルスに対する一般的な認知度は低く、一層の取り組みの強化が必要な状況に変わりありません。セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、性や子どもを生むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも本人の意思が尊重され、自分らしく生きるために必要な、すべての人びとが享受すべき重要な人権です。これは、子どもを産む・産まない、いつ産むか、何人産むかを自ら自由に選択し、決断できるということにつながり、貧困に終止符を打ち、持続可能な世界を実現するためにも、とても大切な権利です。

だからこそ「I decide キャンペーン」は、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツが次の開発目標の中にも、かけがえのない権利として取り上げられ、すべての人が性と生殖に関する健康に関する情報とサービスに、簡単にアクセスできるようになる社会の実現を目指しています。この分野の充実は、一個人の尊厳を守るだけでなく、コミュニティ、国、そして世界にとって大きな効果があると考えているからです。

今回の会議では、一人でも多くの方にセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツを届けるために、実施団体それぞれが「I decideキャンペーン」を盛り上げていくことを確認し合い、次の15年間に向け、思いをひとつにする上でも大変意義深い会議でした。9月22日には、ニューヨークの国連本部で国際人口開発会議・行動計画のフォローアップに関する特別総会が開催され、2030年までに世界から貧困を根絶し、経済・環境・社会における持続可能な開発を実現するための話し合いが、各国政府・国際機関などの間で行われました。これを手始めに、今後ますます議論が活発化されていくことになります。

ジョイセフはIPPFと共に、セクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス/ライツの重要性を訴え、次の開発目標となるよう、「I decideキャンペーン」を推進していきます。

すでに世界中からキャンペーンの趣旨に賛同する署名が続々と集まってきています!
ぜひ日本の皆さまも活動へのご協力をお願いいたします。

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「I decideキャンペーン」についてはこちらをご参照ください。
→ http://www.joicfp.or.jp/jpn/2014/08/29/23832/

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