I LADY.のウェブサイトがリニューアルされました。

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2016.6.1

I LADY.のウェブサイトがリニューアルされました。

  • すべての女性がリプロダクティブ・ヘルス/ライツを享受できる世界を目指すジョイセフは、この日本の現状を何とかしたい、日本のリプロダクティブ・ヘルス/ライツのレベルアップこそが途上国支援の強化につながる!と考え、2016年3月、I LADY.キャンペーンを始動しましたが、この度、キャンペーンサイトのリニューアルを行いました。
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    「自分を大切にすること。(=Love Yourself)」「自分から行動できること。(=Act Yourself)」「自分らしい人生を、自分で決められること。(=Decide Yourself)」を、これからの時代のLADYに必要な3つの行動規範を設定し、これからライフプランニングをする若い世代を対象に、「健康」「からだ」特にリプロダティブ・ヘルス/ライツ/に意識を向けてもらうキャンペーンです。
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    I LADY.のウェブサイトでは、世界のリプロダクティブ・ヘルスのデータ比較や、専門家へのインタビュー、インターネット上で今話題のキーワードをテーマにしたコラム記事も紹介しています。
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日本は、世界最長寿国。しかし、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの知識、実行率 先進国最下位の国!

女性の活用が国の政策に盛り込まれ、多様な施策が検討されている日本ですが、「世界経済フォーラム(WEF)」より発表される、2015年版「男女格差報告」では、調査対象145ヵ国101位。「妊娠に関する知識の習得度」を調べた研究論文では、先進18ヵ国中の17位*1。子宮頸がん検診の受診率は、米国が85.0%、ニュージーランド75.0%、韓国48.4%、英国68.5%、という中、日本は37.7%と調査対象国22ヵ国中最下位*2。避妊実行率は、イギリスが80%、フランス、フィンランドが72%、アメリカ69%、オランダ65%という中、日本は50%で、これも先進国最下位*3でした。

*1 出典:Human Reproduction, 28:385-397,2013 *2 出典:OECD HealthData 2013 *3 出典:世界人口白書2015

「I LADY.キャンペーン」について

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「I LADY.キャンペーン」は、「LADY=真の女子力のある人」と考え、「真の女子力」を、「Love, Act, Decide Yourself(自分を大切にし、自分から行動ができ、自分らしい人生を自分で決める力)」と定義しています。それは、自分らしく人生を選び、輝くことができる女性のことです。日本は保健医療が充実し、平均寿命が長い国ですが、若い女性の婦人科検診の受診率が低く、性教育に関する時間が短いなど「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康・権利)」に関する認知や理解が先進国の中でも低いと言われています。このキャンペーンを通じて、日本の若い女性たちに自分の体や女性の健康に関する意識を高めてもらうことで、途上国をはじめとした世界の女性の健康支援にもつなげていくことを目指しています。特設サイトでは、「新・女子力テスト」とその啓発ムービーや、このキャンペーンに賛同するアクティビストを紹介するコンテンツのほか、途上国の女性を支援できるチャリティーグッズなども紹介していきます。

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