世界の人工妊娠中絶の状況

グットマッハー研究所が発表

2018年7月22日

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 2018年3月にグットマッハー研究所より、1990年から2014年の世界の人工妊娠中絶の状況が発表されました。世界では年間、2億2700万人の女性が妊娠していますが、その44%は意図しない妊娠です。

そしてこの44%のうち、56%が人工妊娠中絶、32%が計画外の出産、また12%が流産となっています。
2009年に最後の調査が行われてから今回の調査までの間に、近代的避妊法の普及などにより、高所得国では意図しない妊娠と人工妊娠中絶の件数は大幅に減少しました。しかしながら低所得国や中所得国ではいまだ人工妊娠中絶率は高く、2009年の調査結果とさほど変化が見られません。

 世界の妊産婦死亡のうち実に8-11%は安全でない人工妊娠中絶によるものです。
また2009年以降、27カ国が人工妊娠中絶に関する合法化の範囲を広げました。一方、人工妊娠中絶が合法であっても、米国では32州で制定されている計338の法案により、合法的な中絶に制限があります。

人工妊娠中絶は政治的な議論になっていますが、報告書は意図しない妊娠に関わる社会的差別や経済的負担を取り除くこと、高い避妊効果のある近代的避妊法サービスへのアクセス、そして合法で安全な人工妊娠中絶を可能にすることが、女性の健康を守ることにつながると結んでいます。

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