被災女性・母子支援のニーズに応える支援を

2018年8月10日

  • 西日本豪雨被災女性・母子支援

ジョイセフは「平成30年7月豪雨」で被災された、女性・母子のための支援を開始しています。岡山県、広島県、愛媛県の被災地域で、被災母子が置かれている状況の調査により、女性たちに必要な支援が十分に届けられていないことがわかりました。
土砂崩れや豪雨により、大切な家族、住み慣れた家や車、家財道具を失い、必要な物資が足りない中で、それでもなお、赤ちゃんや家族を守るために必死でがんばる母親たちや、被災した家屋での生活や避難生活で我慢を強いられている女性たちに寄り添う支援をします。被災女性・母子のためにご支援をお願いします。

■被災した女性たちの声

産後4日で被災した産婦、有我さん。被災した日は宇和島市立病院で帝王切開手術後の入院中でした。自宅は天井まで浸水し住めなくなったので、被災していないアパートに引っ越しました。病院で妊娠中からお世話になっていた植村助産師(後方中央)が訪問してくれ、産後や育児の相談ができ、心強いと話してくれました。(愛媛県宇和島市吉田町)


豪雨の中、子どもと2人で2階で避難していた女性。夫は帰宅途中に土砂に巻き込まれ、「もうダメだと思った。」と語りました。2階建ての1階部分は浸水し、現在は2階で在宅避難を強いられています。「保健師・助産師がいる場所で子どもを安心して預けられると安心です。その間片付けができるので本当に助かります。落ち着いたら、子どもと一緒にゆっくり遊べる場所が欲しいです。」(広島県呉市天応町)


助産院に相談に来た4人の子ども(10歳男、8歳男、2歳男、生後1カ月の女の子)を持つ被災女性。乳児以外の子どもたちは遠い親戚の家に預けて、乳児は助産院に預けて家の片付けをしています。子どもたちのトラウマもあり、育児に対する不安、生活の再建をどのようにするかなどを考えると、時々パニックになりそうですと悩みを打ち明けました。(岡山県倉敷市真備町)

■現地のニーズと活動概要(予定)

【女性が抱える問題】
•女性と母子が必要な物資や支援にアクセスしにくい
•長引く避難生活や今後の生活に対する不安、疲労、孤立化
•育児や子どものトラウマに対する母親のストレスと不安
•今後気を付けなければならないDV、性被害

【実施地域】岡山県、広島県、愛媛県の被災地域

【協力機関】各県の助産師会および女性支援団体

【支援内容】(2018年8月8日時点)
– 被災女性・母子への物資支援
– 助産師の訪問カウンセリング活動支援
– 開業助産院の活動支援(託児・母子の休憩室)
– 性被害やDVなどの対策のための啓発活動

■宇和島市被災地スマイルプロジェクト開催 (NPOおかあさんといっしょ主催)
愛媛県宇和島市で8月12日(日)に被災母子の支援イベント「被災地スマイルプロジェクト(主催:おかあさんといっしょ)」が開催されます。ジョイセフは、現地の女性たちが今必要としていることを聞き取り、企業に呼びかけ、支援を募りました。

<女性たちからの要望内容(8月12日提供予定)>
子どもたちの遊ぶ場所、おもちゃ、ベビーフード・おむつ・レトルト食品・離乳食・お茶・スポーツ飲料・体拭きシート・おしり拭き・アルコール用消毒用品・デリケートゾーンケア用品(水のいらない)・水のいらないシャンプー・虫よけ(赤ちゃんにも優しい)、日焼け止めなど

<物資支援や場づくりに協力してくださった企業>
アサヒグループ食品株式会社/アスト株式会社/イオントップバリュ株式会社/大衛株式会社/
株式会社ヤクルト本社(愛媛南部ヤクルト販売会社)/アスクル株式会社/株式会社たかくら新産業/
サラヤ株式会社/株式会社スーパープランニング/株式会社ナチュラルサイエンス/
ピエール ファーブル デルモ・コスメティック ジャポン株式会社/株式会社ダッドウェイ

■これまでの日本国内でのジョイセフの被災地支援活動

東日本大震災 (2011年3月~2016年3月): 岩手県、宮城県、福島県において女性、妊産婦、乳幼児のための物資支援、被災産婦を対象にした義援金給付、家族計画サービスの提供、被災産婦への産後うつ予防のためのリフレッシュママクラス等を開催。

熊本地震 (2016年4月~2017年3月): 産後うつ予防のため、助産師の家庭訪問による産婦・乳幼児支援、避難所等での性暴力予防対策、母子の心のケアサロン等を実施。

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