被災から2カ月~母たちの声を聴く~母と子の癒し交流サロン開始【愛媛】

2018年9月12日

  • 西日本豪雨被災女性・母子支援

豪雨災害が発生してから2カ月が過ぎた今、これまで必死でがんばってきたお母さんたちも心身ともに疲れ果て、産後うつの症状が現れたりする人がいます。
育児に関する不安や悩みもさらに高まり、その母親の不安を感じ取った子どもたちも精神的に不安定になったりと、母子の心のケアサポートの必要性がますます高くなってきています。

このような母子へのサポートとして、ジョイセフでは、今後母と子の癒し交流サロン活動にも注力し、被災したお母さんたちが被災の経験や悩みをお互いに共有することにより、辛い気持ちを和らげ、お母さん同士のつながりを深めることで、お母さんのがんばる気持ちを応援したいと考えています。
サロンには助産師やマッサージなどの専門家の協力もいただき、お母さんの様々な悩みや不安にも応えます。

母と子の癒し交流サロン

2018年9月10日に、宇和島市吉田町において、地元の母子支援団体「おかあさんといっしょ」とともに、第1回目の母と子の癒し交流サロンを開催しましたので報告します。
吉田町でのサロンには、お母さん12名、子ども5名が参加し、さとう式リンパケアやハンドトリートメントなど、様々なアクティビティが行われました。

愛媛助産師会の協力による助産師の派遣を得て、母乳、卒乳、産後うつ、治療が必要で入院していた新生児の退院後の不安など、お母さんたちの悩みに耳を傾け、相談にのっていただきました。

ティータイムには、お母さんたちが自身の被災の経験について、被災の困難、被災しなかった罪悪感など、それぞれ異なる被災の状況と影響について経験を共有しました。
当日初めて知り合ったお母さんたちもいましたが、サロンが交流の機会となり、お母さん同士の新しいつながりも生まれたり、みなさん笑顔で無事に終えることができました。

参加したお母さんたちが、災害発生後の困難な生活と今の気持ちを話してくれましたので、
その一部を紹介します。

母親たちの声
  • 「出産を終え、退院して2日後に災害がおきた。断水によりトイレを我慢したり、体もベトベト。さらに、産後の出血も続いていて大変だった。ミルクを作るのにも、水が無い生活は大変だった。」 (4歳、3歳、2カ月児母)
  • 「家やみかん用倉庫など全てが土砂崩れにより再建不可。土砂崩れ時は2階に居たが、土砂崩れと冠水にはさまれ、2階から降りれず逃げられず、恐怖と不安でしかなかった。2カ月の間避難所の生活だったが、子連れということ。他者との生活によるストレスのため、集会所や公民館を点々と回った。昨日、仮設住宅への入居を終え、2年間過ごすことに決めている。何が大変だったかというと、全部が大変だった。」 (4歳、1歳児母)
  • 「自分はたまたま市外の実家に里帰りしていた時に災害が起こり、それから1カ月半実家で過ごすも、その間、家族がバラバラだった。帰ってからも、自宅の被害は無い(みかん畑は被害あり)が、近所は被害を受けているところが多く、「自分のところだけ助かってしまった」という申し訳無さや、被災地でありながらも被災していない、苦労を味わっていないことへの罪悪感に押しつぶされそうになる。」 (1歳児母)
  • ジョイセフは、母と子の癒し交流サロンの活動を継続し、お母さんたち同士、またお母さんと助産師が「つながる」機会を作り、ひとりでも多くの被災地のお母さんたちを応援していきたいと思います。

    ぜひ、引き続き皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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