スポーツでガールズエンパワーメント
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- ザンビア
2018.10.9
ザンビアのムタバ地区にある小学校で初のミニスポーツイベントを実施しました。
「小学校でミニスポーツイベント」を開催するだけではなく、スポーツイベントに参加するために集まった生徒たちに向けて、「性教育のセッション」を実施し、自分の身体・性の健康について知り、向き合うこと、そして運動することで心身共にエンパワーすることを目的としています。
【校庭で性教育セッション】
イベント前に、ジョイセフが育成しているピア・エデュケーターが、正しい知識を伝えるためにマギーエプロンを使って「月経」について説明しました。その後の質問タイムでは女子生徒たちは恥ずかしそうにしていましたが、男子のほうが積極的に質問をしていたのが印象的でした。
【RunGirl☆Night the FINALからのTシャツとシューズを寄贈して】
場所を移動して校庭では全校生徒約800人が集う中で、今回の対象となる50人の女子生徒たちにランニング用Tシャツとスニーカーの一部が手渡され、ミニスポーツイベントがスタートしました。Tシャツ(マラソン大会の記念・完走Tシャツ含む)とスニーカーは、2018年9月に東京で開催された「RunGirl☆Night the FINAL」からの寄贈グッズです。
カラフルなランニング用Tシャツを受け取ってうれしそうな女の子たちは、日本式の運動会に挑戦しました。ザンビアならではの音楽に合わせた体操(エアロビクス)、台風の目、二人三脚、ミノムシ競争、四角いコースを走るリレーと、ところどころにザンビアのオリジナリティあふれるエネルギッシュなイベントになりました。
小学校の先生や現地NGOのIPPFザンビア(PPAZ)スタッフ、ジョイセフスタッフも参加し、学校の先生対抗チームで競い合いました。スポーツにより自然と笑顔になり一致団結している様子がうかがえ、参加した女の子たちから「すごく楽しかった!」「リレーをまたやりたい!」「くやしい~」などの声が寄せられました。
【スポーツが与える影響】
スポーツを通して、いっしょに目標を達成すること、仲間と協力をすること、身体を動かして楽しむことで気持ちがリフレッシュする様子から、国は違っても同じポジティブなエネルギーを感じました。このポジティブなエネルギーを連鎖させ、たくさんのガールズたちをエンパワーしていきたいと思います。
【RunGirl】
“走る女性のパワーで毎日を豊かに”をテーマに活動をしている「RunGirl(ランガール)」が
過去9回女性ランナーの視点を活かした新しいスタイルのランニング大会、RunGirl☆Nightを主催しています。毎回エントリー費の一部を様々な団体へ寄附し、今回ファイナルとなる9回目の大会ではジョイセフが支援先に選ばれました。大会当日には、ランニング用Tシャツ(マラソン大会の記念・完走Tシャツ含む)1722枚とスニーカー191足がランナーより寄贈され、そしてランガールナイトよりエントリー費の一部が寄附されます。