冨永愛アンバサダー in 京都 「Power to women! 女性に力を」 開催レポート

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2019.3.16

3月8日の国際女性デーを記念し、ウィングス京都(京都市男女共同参画センター)とジョイセフの共催で、女性が自分の可能性を信じ、自分らしい生き方に一歩踏み出すきっかけとなるイベント、「Power to women! 女性に力を」を開催しました。
冨永愛ジョイセフアンバサダー(以降、冨永アンバサダー)がトークに登壇し、「I LADY.」で提唱しているLove yourself, Act yourself, Decide yourself.のテーマに沿って、自分の人生をどう選んできたのかを共有しながら、参加者210名に励ましのメッセージを送りました。 

トークの中で、冨永アンバサダーが活躍するファッション業界においても、近年は、ジェンダーやダイバーシティ、エシカルの視点を取り入れるようになっていることに触れて、「女性一人ひとりが、自分がどのようにありたいかを自分自身で選ぶ時代になってきている」と、業界やメディアの変容についても紹介しました。

また、冨永アンバサダーが国際協力に関心を持ち、支援活動を始めたきっかけについては、「2010年にチャリティイベント”MODE for Charity”に関わったことがきっかけです。そこで日本と途上国の環境の差、とくに女性の出産に関わるところでの格差を知って、日本の恵まれた環境の中で子どもを産んで、育てている私もできることがしたいと、”ジョイセフフレンズ”になって毎月寄付することから始めたんです」と前置きし、その後ジョイセフのアンバサダーになってから視察したアフリカのタンザニアやザンビアで、実際に見聞きした時の衝撃が大きかったことを、10人出産したタンザニアの女性の写真を見せながら語りました。
「私が見たこと、聞いたことを、これが世界の現状なのだと、もっと多くの人に伝えなければならない。病院やクリニックのない地域での出産や若年妊娠の状況が深刻であることを、日本の私たちは知らなくてはならない」と考えるようになったことを語りました。

トークの後は、「女性に力を!」と題し、各々がメッセージボードに書いた国際女性デーに込めた願いや誓いを共有しました。
冨永アンバサダーは「自分自身を楽しむ、女性であることを楽しむ」という意味で『楽しむ』と書いたと話しました。聞き手の松川アナウンサーは『娘と 女性であることを一緒に話す』と書き、イベントの後にすぐにでも実行したいと語りました。

登壇者や参加者だけでなく、全国の著名人からも届いた国際女性デーに寄せられたメッセージが、3月いっぱい会場1階ギャラリースペースで展示されました。

■日時:2019年3月10日(日)14:00~15:30
■会場:ウィングス京都2階 イベントホール
■参加者:210名

■内容:
– オープニングトーク「ジェンダー平等に向けた国内外の動き」
伊藤公雄(京都産業大学教授/一般社団法人ホワイトリボンキャンペーン・ジャパン共同代表)
– 冨永愛スペシャルトーク
ゲスト:冨永愛 (ジョイセフアンバサダー)
司会・聞き手:松川浩子 (毎日放送アナウンサー)
– パフォーマンス「女性に力を!自分らしい生き方を選ぶために」
※パフォーマンスで来場者が書いたメッセージはギャラリーにて展示されました。