令和2年7月豪雨:熊本県内被災地への物資支援報告

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2020.12.14

令和2年7月豪雨により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日でも早い復興をお祈りいたします。

 ジョイセフは、令和2年7月豪雨の災害発生を受け、支援企業の協力を得て、特に被害の大きかった熊本県人吉市において、被災女性・母子および助産師への物資支援を行いました。

支援企業一覧(括弧内は支援物資)
アスクル株式会社:助産師用感染予防防護具(マスク、ディスポ袖付エプロン、フェイスシールドグラス)、手指消毒剤
アスト株式会社:紙オムツ
株式会社ファーストリテイリング:大人用衣類(ボトムス、肌着、下着、ワンピース)、キッズ用衣類、ベビー用衣類

豪雨による被害の拡大を受けて、ジョイセフが連携する熊本県助産師会は、地域総合周産期医療センターである人吉医療センターの産科病棟・外来への支援として助産師を派遣するとともに、人吉市内に「ひとよし母子支援ステーション(現センター)」を開設(2020年7月15日~10月22日)しました。

ひとよし母子支援センターでは、助産師のチームが、延べ121組の母子に、健康観察、乳房ケア・マッサージ、ベビーマッサージ、育児相談・指導、授乳指導などのケアを行いました。ジョイセフは、このセンターでの活動支援として助産師用個人防護具や手指消毒剤を提供し、センターを利用した母子にオムツや衣料品を配付しました。その他、以下の場所でも支援物資を取り扱いました。

• 芦北さんばステーション
• 人吉愛甲産婦人科
• 人吉医療センター
• 社会福祉協議会・ボランティアセンター(球磨村・ 芦北町)
• 人吉・芦北・球磨地区保育園 (4カ所)
• 民間のボランテア拠点(人吉ひまわり亭・水俣病センター相思社)
• 人吉・芦北地区ひとり親家庭協議会

支援物資を受け取った母親からのコメント

物品を受け取った母親(自宅浸水被害を受けた方)
「赤ちゃんのために用意したベビー服も何もかもダメになってしまった。自分の服もない。ベビー服や衣類の提供はありがたかった。」

母子支援センターを利用した母親
「自宅にいるため、避難所の支援物資はもらいにくかったが、ステーションで支援を受けることができてありがたい。自分だけではなく、困っているママたちに届けます。」

支援物資をご提供くださった皆さまのご協力に、あらためて感謝申し上げます。