相模ゴム工業株式会社よりコンドーム5,184個のご寄贈をいただきました
〜ガーナの若者の健康を守る緊急支援〜
2026.9.3
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ジョイセフは、相模ゴム工業株式会社より男性用コンドーム5,184個のご寄贈をいただきました。本寄贈品は、ガーナ共和国イースタン州アッパー・マニャ・クロボ郡にて実施中のJICA草の根技術協力事業「若者の性と生殖に関する健康(SRH)サービスの利用促進プロジェクト」(2024年1月〜2027年1月)において、事業で実施している啓発活動やSRHサービス利用促進の取組を補完する目的で活用されます。

プロジェクトの取り組みと成果
本プロジェクトでは、10〜19歳の若者が避妊や性感染症予防をはじめとする性と生殖に関するヘルスケアを安心して利用できる環境を整え、望まない若年妊娠を減らすことを目指しています。
ジョイセフは現地の行政当局と連携し、医療従事者や薬局、同世代のリーダー(ピア・エデュケーター)、地域の伝統的・宗教的リーダー、学校の教員などを対象に研修を実施。家族計画や避妊、コンドームの正しい使用方法など、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)に関する啓発活動を地域全体で展開できるよう支援を行っています。
コンドームをただ配布するだけではなく、「若者が正しい知識に基づき、自らの体と将来について選択できる力(自己決定力)」を育むことを大切に活動を続けています。 こうした取り組みが実を結び、プロジェクト地域でコンドームを含む避妊薬・具を利用する10代の若者は、開始前の2023年の1,478人から、2025年には1,747人へと着実に増加しています。



急な不足から実現へ:迅速な寄付支援の経緯
2026年7月下旬、現地スタッフから「現地のコンドーム在庫が極めて不足しており、緊急の調達が必要である(希望数:5,000個)」との知らせが入りました。
8月上旬には日本からスタッフが現地へ渡航する予定が決まっていたため、「渡航タイミングに合わせて現地に届けたい」という一心で、ジョイセフでは緊急で対応を開始。相模ゴム工業株式会社へご相談の連絡を差し上げました。
突然のお願いにもかかわらず、同社には大変前向きにご対応いただき、直接ご訪問して現状をお伝えしたところ、「ぜひ支援させてください」とその場でご快諾いただきました。
こうして、スタッフの手荷物として迅速かつ確実に現地へ運ばれたコンドームは、ジョイセフから郡保健局へ無事に手渡されました。今後は地域の保健施設や若者リーダー、大人サポーターなどを通じて、支援を必要とする若者たちへ配給されます。このようなスピード感を持った支援の実現に、ガーナ現地スタッフからも大きな感謝の声が上がっています。

持続可能な未来を目指して
今回の寄贈は、現地の緊急の不足を補う非常に貴重で大切な支援となりました。 一方で、私たちが最終的に目指すのは「外部からの支援に頼り続けなければ成り立たない仕組み」ではありません。ガーナ政府による持続可能で安定した避妊薬・具の供給体制を確立し、地域社会の中に「若者が正しい知識を持ち、自らの健康と人生を選択できる環境」を定着させることが最終的なゴールです。 相模ゴム工業株式会社からの温かいご支援は、このゴールへ向かう大きな推進力となりました。心より深く感謝申し上げます。 ジョイセフはこれからも「地域に根ざしたSRHR支援」の実現に向け、一歩ずつ活動を進めてまいります。皆さまの温かい応援をよろしくお願いいたします。