【福島県浪江町】お母さん(28歳)の声

  • 東北の女性支援

2011.4.8

福島原発による屋内待機となり、1歳1カ月の子どもの放射能被曝のことが心配で、
今は猪苗代町の『学(まな)びいな』という体育館に避難しています。

この避難所は三度目の移転先です。
ここでは温かく優しくしてもらっていますが、避難所生活には私も息子も大分疲れてきました。
3月27日から母と子を対象に健康相談やベビーマッサージの指導があり(助産師と猪苗代の保健師)参加しています。
避難所には母子10組くらいで子どもは12名くらいいます。
その中で、環境のせいか、乾燥肌、湿疹、ブツブツ、かゆみなどある子どもが多く、驚きました。
私の子どもの皮膚の乾燥も悪化しつつありました。
頬は、ひび割れができてかわいそうでした。
助産師から参加者みんなでスキンケアのお話を聞きました。
肌をきれいに保つこと、石鹸の泡で優しく洗い、石鹸が残らないようによく洗い流すこと、肌をゴシゴシ刺激しないこと、保湿剤をつけることなど、普段の生活が大切なことがわかりました。
そして、ジョイセフから送られてきた物資・・顔や全身用の泡シャンプー、赤ちゃん用の保湿剤やローションなどを頂きました。
5日間実行したところですが、赤みもとれ、ひび割れもだんだんよくなってきています。ありがとうございました。