ジョイセフ・カレッジ TOHOKU

2013年8月20日

  • 活動レポート
  • 東北の女性支援

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ジョイセフ・カレッジ TOHOKUの開校式が2013年7月6日に、メディアテーク仙台(宮城県仙台市)で行われました。数名の欠席があったものの、28名が出席しました。

ジョイセフ・カレッジ TOHOKU(以下:ジョイセフ・カレッジ)は、これから東北の中でリーダーシップをとっていける女性、東北を元気にしていく女性を育成することを目的に作られたプログラムです。

この日、学長である冨永愛ジョイセフ・アンバサダーは急な体調不良のために式には参加できませんでしたが、受講生に宛てて届いた手紙が紹介されました。手紙の中で冨永さんは「新しい東北を作っていくのは女性」と語り、受講生に「東北を元気にしてほしい」との期待を述べました。またジョイセフ・カレッジが、東北の女性のためにと国内外から集まった寄附金によって開校できたことを説明。「国境や文化を超えて私たちはつながっているということ、支えあっているんだということを、いつもどこかで感じながら、学びを深めていっていただけたら」と受講生へ熱いエールを送りました。
海外出張中であったジョイセフの石井澄江理事長も「震災3年目の今、女性の力で東北が少しでも元気になればいい」とビデオレターでメッセージを寄せました。

開校式後のオリエンテーションでは、本プログラムの今後の流れや講座についての概要の説明とワークショップが行われました。ワークショップではグループに分かれ、課題を通じてそれぞれの参加者たちがジョイセフ・カレッジにかける思いや、これまでの人生について共有し、親睦を深めました。

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最初にチャレンジしてもらったのは「ツリーエクササイズ」というもの。
はじめに、グループごとに1枚ずつ用意された模造紙に大きな1本の木を描きます。次に「今後この講座に期待すること」を紙に書いてもらいます(各自2枚)。それを先ほど描いた木の葉の部分に貼っていきます。さらに、「今後、私がこの講座に貢献できること」を紙2枚に書き、今度は根の部分に貼ります。その後、出来あがった木を見ながら、内容をグループ内でシェアしてもらいます。
このエクササイズでは、自分のスキルを改めて見直し、それをどうジョイセフ・カレッジに活かすことができるかを考えると同時に、同じグループの人たちとお互いのスキルを刺激し合い、さらなる向上心を引き出していきました。

次に、行われたのが「ライフライン・セッション」。
これまで自分が生きていた年齢の、その時々の感情の上がり下がりを線によって表し、客観的に自分の人生を振り返るというワークです。
出来上がったグラフを元に、グループ内で自分のライフラインを説明し、お互いの情報をシェアしていくのですが、この時、話したくないことは言わなくてよいというのをルールとしました。
このワークを通し、受講生たちには自分の人生を振り返るだけではなく、人生には必ず下がる時がありますが、下がっている時期があったとしても、その後には必ず上がる時期があることを知り、そのすべてが大切なプロセスだということに気づいてもらいました。そして、下がった時に自分はどのように努力し、誰がどんなふうに助けてくれたかなどを思い出すことで、改めて周りの人への感謝や何らかの「気づき」を得てもらいました。

今回のワークショップに参加してみて、受講生からは「こんな私でもいいんだという自己肯定感。震災に生かされたこの命をどう活かしていくかという使命感。そして、今まで否定してきた女性性を活かせるかもしれないという希望。そんな気持ちがふつふつと湧いてきた」といったうれしい声も。

この日までお互いの名前も知らない他人同士だった受講生たちでしたが、人生の深い部分にまで理解を深め、これから行われる講義への期待感を膨らませていました。

最終日には受講生たちに東北を元気にするためのドリーム・アクション・プランを作成し、各自発表してもらうことになっています。


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