ジョイセフ・カレッジTOHOKUレポート -5-
2013.11.18
- 東北の女性支援
- レポート
- 11月2日(土) 講師:青木 愛さん
マタニティウェアの会社、ヴィリーナジャパンの代表 青木愛さんを講師としてお招きしました。青木さんは、同年9月に長女をご出産し、当日も生後2カ月のお子様をベビーカーに乗せ、新幹線で仙台までいらっしゃいました。青木さんは、1児の母だった時に起業し、現在でも社長兼バイヤーとしてフルタイムで働いています。今回は、「仕事人としても母としても女としても諦めない~1から立ち上げたウェブショップから、石巻プロジェクトで女性たちに雇用を!~」をテーマに、Q&A形式で講義をしていただきました。
この日は、18名の受講生が出席し、その中には、青木愛さんの大ファンの方が3~4名も。青木さんのブログを愛読していたり、当日もヴィリーナから購入した洋服を着ている方もいました。 受講生からは、「仕事の日は、どのような一日なのか」、「仕事場での人間関係」、「子どもとの時間」についてなど、率直な質問がたくさん出ました。
受講生からの質問の後に、青木さんは、一人で始めた買い付け作業から、関係者との出会い、仕事場での様子や、仕事と家庭・育児のバランスなどお話ししながら、受講生の質問や悩みにも回答していました。受講生一人ひとりの名前や背景を把握した上で、親身にアドバイスをされました。また、お子様たちとの時間を作るためにも、起業して働きやすい職場を作り上げた青木さんは、自分の身近な「困った」や「やりにくさ」を「チャンス」と捉え、アクションをしていくようにと強く語りました。
受講生たちの声
- 「実際に退職金を投げ打って行動に移された青木さんの勇気は、とても興味深かったです」
- 「一番手のかかる時期のお子さんを抱えて非常にめまぐるしいスケジュールの中でも、ご自身の直感と好きなものに対する思いが形になってこんなにも輝いていられることに勇気をいただきました」
- 「前向きであること、自分を好きであることが生み出すエネルギーは本当にまぶしいなと感じました」
- 「『誰かを幸せにする仕事は上手くいく』という青木さんの心意気が、成功に繋がっているのだなと思いました」