ベトナム:「女性健康センター設立と助産師能力向上プロジェクト」始動!

2015年4月8日

  • 活動レポート
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ジョイセフは、外務省の「日本NGO連携無償資金協力」を得て、ベトナムにおいて、女性の生涯にわたる健康を守るプロジェクトを実施することになりました。

女性に寄り添う優しい施設のモデルとなる女性健康センターをフエ市に設立し、質のよいリプロダクティブ・ヘルスサービスを提供すると同時に、そこを拠点として遠隔地の保健施設で働く助産師の能力向上を図り、思春期から更年期までの女性の生涯にわたる健康の向上を目指します。
フエ市に設立される「女性健康センター」には、研修施設も併設されます。

ベトナム政府も注目の中プロジェクト締結!

2015年3月5日に、ハノイ市の在ベトナム日本大使館において、グエン・ヴィエット・ティエン保健省副大臣列席のもと、プロジェクトの贈与契約署名式が開催されました。
ジョイセフが現地で連携協力して活動を実施するベトナム助産師会の会長、副会長の同席のもと柳淳公使とジョイセフ代表理事石井澄江が契約書に署名しました。

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ベトナムの保健医療サービスが直面する厳しい現状

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ベトナムでは、近年、保健医療の改善への努力や国の経済成長にも後押しされ、妊産婦死亡率、乳児死亡率等の保健指標の改善が見られますが、都市と農村部の保健医療サービスの格差による様々な問題を抱えています。
例えば農村・遠隔地では、病院へのアクセスは限られ、村の保健施設は、長い間再研修を受けていない保健スタッフが大半を占めています。
一方、都市部では、医療従事者が多忙を極め、一人ひとりの妊産婦のケアに対する余裕や意識が十分でないこともあり、女性の尊厳が守られているとは言えない現状があります。高度医療を提供する病院であっても、必ずしも妊産婦が安心して出産できる環境とは言えません。

女性のための保健サービス提供モデルをつくる

こうした状況を踏まえ、本プロジェクトを通して、質のよいリプロダクティブ・ヘルスサービスの提供モデルとして、女性健康センターを設立し、トゥア・ティエン・フエ省、クアンチ省およびクアンビン省内の遠隔地を対象に、コミューンレベルの助産師の再研修、地域への出張クリニックの実施、遠隔地の村の女性と住民への健康教育の実施等の取り組みを行っていきます。プロジェクト期間は、2015年3月15日から3カ年。ベトナム助産師会の方々と協力し、ベトナムの女性たちがよりよい保健サービスを受けるためのモデルづくりを目指します。

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