ザンビアの農村地域にワンストップ・サービス保健施設群を建築中  ―対象は妊産婦・新生児、そして若者

2015年6月15日

  • 活動レポート
  • ザンビア


マタニティハウス

2014年12月に開始した「ザンビア共和国妊産婦・新生児保健ワンストップ・サービスプロジェクト」は、2015年1月にはプロジェクト地区でのオリエンテーション、2月には母子保健推進員100名の育成などが実施されました。初年度のワンストップ・サービスサイトであるコッパーベルト州マサイティ郡ムタバ地区では、母子保健棟、マタニティハウス、ユースセンター、助産師の住居の4棟の建設が着々と進められ、建物によってはすでに外装のペンキも塗られています。昨年に続き(株)グライドエンタープライズから、若い世代の女の子たちに人気のフェイスマスク「ルルルン」の売り上げの一部を寄附いただき、水タンクも設置されました。8月末にはマタニティハウス、ユースセンター、水タンクの住民参加によって、安全なお産や若者へのメッセージをこめたペインティングが行われます。


母子保健棟


ユースセンター


助産師住居

ワンストップ・サービス地区で若者ピア・エデュケーター20名を育成!

4月末には、マサイティ郡保健局と現地協力団体であるIPPFザンビア(PPAZ:ザンビア家族計画協会) と協力し、10日間にわたる15歳~24歳の男女20名を対象にした若者ピア・エデュケーター研修を(公財)テルモ科学技術振興財団の助成を受けて実施しました。

研修内容は、生理、妊娠・出産など女性の健康やライフスキル教育を中心に構成されています。性についての正しい知識や情報だけでなく、人生での目標を目指す中、課題などに直面したときにどう対応するか、自分で解決や選択する力をもつことなど、自尊心や自信を高めることが強調され、講義と参加型ワークショップを組み合わせた研修内容でした。

建設中のユースセンター前で、若者ピア・エデュケーター(PE)の修了式を開催。母子保健推進員やPEの両親も加えて総勢100名程集まり、ムタバ地区でのワンストップ・サービス誕生に向けて住民の期待が高まっていることを改めて感じました。PE代表として、22歳のネッティと23歳のプレイズから、「PEになれてとても嬉しい。正しい知識や情報がないことやピア・プレッシャーから、早婚や十代の妊娠が周りの友達でも起きているけど、今後は研修で得た知識や情報を友達に伝えていきたい。人生の目標をもつことがライフスキルとしてもとても重要だとわかったので、みんなでユースセンターを活用しながら様々なことをディスカッションできたらと思います」と、今後の意気込みを語りました。 多くの若者、特に女の子は経済的な理由などで学校を辞めてしまうことが多いのですが、今回の研修を通じてPEとして自覚や動機を高めることができたと思います。キラキラと目を輝かせながら学ぶPEの姿勢に将来への希望を強く感じ、今後の活動に期待がもてると確信しました。

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