第一回「ジャパンSDGsアワード」特別賞をジョイセフが受賞

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2017.12.26

ジョイセフは12月26日、第1回「ジャパンSDGsアワード」(主催:SDGs推進本部-本部長に安倍首相)に、約280団体の中から選ばれて特別賞「SDGsパートナー賞」を受賞しました。ジャパンSDGsアワードは、「持続可能な開発目標(SDGs)」の合言葉とも言える「誰一人取り残さない」を掲げた多様性と包摂性のある社会の実現に向けて、優れた取組みを実施している企業や自治体や団体に贈られる賞で、今年から始まりました。

2018年に50周年を迎えるジョイセフは、創立以来、戦後日本の家族計画・母子保健分野の改善の経験を基軸として、アジア、アフリカを中心に妊産婦と女性の健康と命を守る活動を半世紀近く続けてきました。受賞にあたっては、活動の一例として、ザンビアの農村地域で実施している「妊産婦・新生児保健ワンストップサービスプロジェクト」が、SDGsの目標3「保健」、目標5「ジェンダーの平等」を推進しているほか、地域住民を主体とした活動に加え、日本政府や国内外の企業・一般の市民の方など多岐にわたる協力や支援で成り立っていることから目標17「パートナーシップ」の点が評価を受けました。国際協力NGOの中では唯一の受賞です。

12月26日(火)、SDGs推進本部長である安倍内閣総理大臣、菅官房長官、佐藤外務副大臣らの出席のもと、首相官邸にて受賞式が行われました。理事長の石井が、鈴木外務省地球規模課題審議官より特別賞「SDGsパートナー賞」の賞状とトロフィーを授与されました。

©内閣広報室

【理事長受賞コメント】
「ジョイセフが創立以来大切にしてきた地域住民やコミュニティとの協働の重要性がこのように評価され、大変うれしく思います。今後も『誰一人取り残さない』よう、地域住民や政府、支援企業、市民の方々とパートナーシップを大切にして、妊産婦や女性の健康改善のために、尽くしていく所存です。ジョイセフは2018年に創立50周年を迎えます。新たなスタートを前に、初回ジャパンSDGsアワードという栄えある賞をいただき大変光栄に思います。世界中の女性の健康と、妊産婦死亡の削減に向けてさらに高い成果を目指します。」

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また、2018年1月20日(土)には、「ジャパンSDGsアワード受賞記念シンポジウム」が予定されており、受賞企業・受賞団体の優れた取組み事例として、ジョイセフも登壇発表の予定です。

【SDGsとは】
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193カ国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。

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