第1回ジョイセフSDGsラウンジ開催レポート
2018.6.12
- レポート
- SDGs
開催日時:2018年6月6日(水) 17:00~19:30
開催場所:Lowp (新宿区市谷、ジョイセフスポット)
ゲストトーク:代島裕世氏(サラヤ株式会社コミュニケーション本部本部長)
対象:SDGsに関心のある法人 、ジョイセフ支援企業・団体
ジョイセフは、6月6日(水)に「ジョイセフSDGsラウンジ」を開催しました。「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する勉強会・交流会として初の試みです。
このSDGsラウンジは、2017年末にジョイセフが日本政府主催の第1回「ジャパンSDGsアワード」のパートナーシップ賞を受賞したことから生まれた企画です。世界の潮流は、「SDGs」を共通言語として、行政、民間企業・団体問わず、持続可能な世界の実現に向けて動き始めている今、ジョイセフは、日頃から共に活動している皆さまと、SDGsについて理解を深め、新たな連携の可能性を探りたいと考えました。また、ラウンジというタイトルには、SDGsの達成に欠かせない「パートナーシップ」を軸に、異業種の参加者が出会い、情報交換し、交流し、横につながる機会になればとの思いを込めています。
プログラムの前半では、ジョイセフアドボカシーグループ・マネージャー福田友子より「SDGsを知る」と題し、SDGsが生まれた経緯と特徴、世界の流れや日本政府の動きを紹介しました。
その後、参加者は4つのグループに分かれてSDG3とSDG5について理解を深めるミニワークショップを行いました。
「これまで、17もあるSDGsの目標の一つひとつを、掘り下げる機会がなかったので、今日のグループワークで考えられたのはとても有意義でした。」
「ジョイセフとは長いお付き合いになるので、妊産婦死亡の削減が重要な課題だということは熟知していましたが、SDGsの大きなターゲットだとわかって、今後さらにCSR活動を強化しなくてはと背中を押されました。」
「世界では交通事故で亡くなる人が多いことも知らなかったですし、事故による後遺症や精神疾患がSDG3のターゲットになっていることが、驚きでした。」
など、様々な気づきや感想が寄せられました。
後半は、第1回「ジャパンSDGsアワード」の「SDGs推進副本部長(外務大臣)賞」を授与されたサラヤ株式会社の代島裕世コミュニケーション本部本部長より、企業価値を高めるために実践していることを共有していただきました。
「サラヤのCSR活動は、ヤシノミ洗剤不買運動の危機から始まった」と衝撃的な言葉から始まった代島さんのプレゼンテーションは、参加者に多くの驚きを提供してくださいました。サラヤの社長自らが現場に出向き、即断、そしてすぐに実行に移す姿勢や、13年にわたる地道な活動に感銘を受けたというコメントが参加者より寄せられました。
初対面の方々が多く、プログラム終了後の交流タイムが盛り上がりました。
参加者アンケートは回収した100%が満足と回答し、ラウンジの継続開催の要望や、今後の連携への期待 がありました。
次回のジョイセフSDGsラウンジの開催は12月5日(水)17:00~を予定しています。
ジョイセフとつながりのある支援企業・団体、関係省庁、行政、メディアを優先してご案内します。SDGsラウンジにご関心のある方は、info@joicfp.or.jp (法人担当:柴、柚山)まで、お問い合わせください。