7月12日 Zoomを使ったオンライン母親教室開催

M-MOT(Miyagi Midwife Online Team)活動レポート

2020年7月20日

  • 東北の女性支援
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 ジョイセフは現在、宮城県の開業助産師から支援の要請により、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響を受けている女性・母子への支援を開始しています。

 その活動のひとつとして、Zoomを使ったオンライン母親教室の開催があります。自治体や医療機関での両親学級の中止が相次ぐ中、妊娠・出産・育児に不安を感じている妊婦とその家族向けに、有志で集まった「みやぎ助産師オンラインチーム(M-MOT)」が無料で実施しています。
M-MOT(Miyagi Midwife Online Team)は5名の開業助産師と広報担当1名でチームを組んで、それぞれ母子ケアサロンや母乳育児相談室、両親教室を担当するプロの専門家チームです。

 2020年7月12日(日)に開催されたオンラインマタニティクラスには、定員20名のほか関係者を含め27名の参加がありました。

 今回のテーマは、「おなかの中の赤ちゃん」、「お産の始まりと入院のタイミング」、「お産の進み方と過ごし方のポイント」。
「おなかの中の赤ちゃん」では、藤田愛助産師から、妊娠がわかってから出産までのおなかの中の赤ちゃんの成長や様子、そして妊娠中の子宮の状況や食事、運動、ストレスの関係性などについてわかりやすい説明がありました。

 そして、いまだに安心できないCOVID-19予防対策として、マスクをつける、手洗いをする、外出は控えるなど、基本的な予防対策をしながら、不安なことがあれば、宮城県と仙台市から依頼を受け、宮城県助産師会が電話相談室を開設していることなど、役立ち情報も共有されました。

 休憩を挟みながら、井本優子助産師から「お産の始まりと入院のタイミング」、「お産の進み方と過ごし方のポイント」について、出産までを「陣痛・子宮口・赤ちゃん」の3つのポイントを挙げながら説明がありました。
 今回、この母親教室ために製作され初登場した「お産エプロン」。エプロンに子宮や立体の骨盤がついており、人形の赤ちゃんを使って実際にどのように赤ちゃんが出てくるのか、実演してくれました。

最後には、M-MOTの皆さんから、参加者への温かなメッセージとエールが。

今でも出産時のことを思い出します。出産でいい経験を。合言葉は“なんとかなる!”心配な時はいつでも連絡してくださいね!

自分のお産の主人公は自分だと思って自分らしく過ごすことで、いいお産が経験できます。自分は一人じゃなくて赤ちゃんと一緒であること、陣痛を一つひとつ乗り越えていくと、赤ちゃんと出会えるゴールにたどり着けます!

赤ちゃんは生まれる前からみんなと一緒です。一人じゃないです。がんばっていきましょう!

いろんな人を頼って出産を楽しんでください。

直接会ってお母さんやパートナーに伝えることができませんが、Zoomの画面を通じて少しでも不安を解消したい、一人ひとりに寄り添い、力になりたい気持ちが伝わる母親教室でした。

参加者の皆さんからは、

お産に対して不安な気持ちが大きかったですが、お話を聞いて楽しみに待とうという気持ちが大きくなりました。講師の方々もみなさん温かい雰囲気で、安心して受講できました。ありがとうございました。

内容はスライドや人形を使って大変わかりやすく、進行も受講者のことを考えてくださっていたので有意義な時間だったなと感じます。

などの感想をいただいています。

世界各国共通して、女性が安心・安全に出産するために、助産師などの専門家の存在はとても大きく、妊娠・出産に関する正しい情報と知識を伝えることの大切さを改めて実感しています。COVID-19の影響もあり、普段通りの生活ができない中、初めての出産までは大変不安だと思います。しかし、一人ではないこと、相談できる人、頼れる人が側にいることはどれだけ心強い時間になったか。まだまだCOVID-19の影響が続きますが、安心して妊娠・出産・育児に臨めるよう、継続して開催していきます。

そして、全国各地で同じような状況で不安を抱えている女性と母子をサポートしている団体とこの宮城県の活動情報など共有できる場を作っていきたいと考えています。
引き続きCOVID-19対策 女性や女児のための「SRHR支援」をよろしくお願いいたします。

M-MOT広報担当の石澤佳奈さんによる「陣痛の声を聞く」劇。
九島璋二さんの『安心できるはじめての妊娠と出産』(池田書店、1988)より詩を引用した劇を披露。

COVID-19の影響で母子手帳に何も記入がない妊婦さん達のために、妊娠中の思い出を少しでも残してほしいと、母親教室に参加したという証を母子手帳に貼れるオリジナルの受講証も!

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