「くわばたさんからコロナ禍で頑張っているママたちへ、 母の日に笑いのプレゼント」を開催しました。
(2021 年 5 月 15 日(土)14 時~15 時 30 分)

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2021.6.7

新型コロナウイルス感染症の長引く影響により、これまで普通に受けることができてきた 妊娠・出産・産後のケアや周囲のサポートが十分に受けられない状況が今も続いています。様々な心配や不安を抱えながら頑張っているママたちへ元気を届けるために、ジョイセフでは、お笑いタレントのくわばたりえさんと一緒に、笑いのプレゼントを届ける母の日イベントを開催しました。

オンラインでの開催ということもあり、様々な地域のママたち19名(宮城県13名、岩手県1名、熊本県2名、広島県2名、愛媛県1名)が参加してくれました。くわばたさんから自身の子育て体験談を話してもらった後に、グループに分かれて、それぞれがくわばたさんと直接お話をしました。また、他のママたちとコロナでどんな気づきがあったのかなど情報交換もしました。

くわばたさんの子育て体験談は、心にしみるキーワード満載でした!キーワードを辿って、くわばたさんのお話を紹介します。


「3人の育児って大変でしょ!!」

くわばたさんは、10歳(男子)、7歳(男子)、5歳(女子)のお子さんのお母さんです。周りからよくそう言われるそうですが、実は3人ってラク!
何よりも最初の子ども一人だけの時が一番大変だったとのこと。

最初の子どもの時には、

  • 寝れない(寝る子は育つ?「嘘だーっ」て思ったそう) 
  • 食事が2時間ごとに1回・・夜中も目が覚める
  • イライラが募り、パートナーの思いやりの言葉もすべて苛ついてしまった。

子育ては孤育て?

母親って、夜中でも子どもが泣くちょっと前の動きで目が覚める。なのに夫は、子子どもが泣いていてもまったく目を覚まさず、そのくせ目覚ましの鳴る前のカチッとした小さな音には気がついて止める!!そんな、おもわず“ある、ある”とうなずくエピソードを面白く話してくれました。
また、夫が子どもの泣き顔をみて「泣いている顔もかわいい」と言った時にはかちんときて腹が立ったなど、普通の状況ではなく、子育ては孤育て?と思ったそうです。

外出する際には、子どものお着替えを2回分、おしりふきを2パック、おむつをたくさん・・などなど、考えられないほど念には念を入れていたそうです。
ある時に夫が「一人で2時間くらいゆっくりしてきたら、その間子どもの世話をするから」ということで、一人で出かけたけれど、結局1時間30分で帰ってしまった。さぞ夫は大変だっただろうと思ったら「(子どもは)ずうっと寝ていて、暇だったよ」と、洗濯物もたたんであり、アイロンかけまで終えていたのに、がっかり。大変さを感じてほしかったとのことでした。

夫婦喧嘩は子どもの前ではぜったいにしない

アメリカでは夫婦喧嘩を子どもの前に見せるのは虐待となる。くわばたさんご夫婦は子どもの前で喧嘩はしない。腹が立った時に目を合わせない、無視するなどサイレントの喧嘩をしたことがあるが、あるとき子どもから「おとうさん、おかあさんかぞくだよ」って、子どもながらに険悪なムードに気づいて話しかけられた時に、子どもにはわかってしまって傷ついているんだと思ったそうです。「もし大喧嘩だったら子どもはどれだけ傷ついたことか・・。でも、もし喧嘩をしたら子どもの前で仲直りをしてくださいね。子どもはお父さんとお母さんの仲がいいのが一番うれしいと思うから。」と話してくれました。

子どもに「大好きだよ」って伝えることを大切にしている

くわばたさんご自身も3人兄弟の長女で、あるときに真ん中の妹が、自分が一番親の愛情が薄かったと話すのを聞いて驚いたそう。そして我が子の子育てで、真ん中の子に愛情不足と感じないように育てなきゃと、真ん中のお子さんと二人だけの合図(大好きだよ)を作ったエピソードをいくつか話してくれました。あるとき三人のお子さんの前で上の子に、「三人のうちだれが一番好き?みんなおんなじという答えはだめだよ」と問い詰められた時に、「お父さんが一番好き」と答えた話は、思わずなるほどと聞いているこちらがホッとしました。そのあとの真ん中のお子さんに「昨日の答え方よかったよ」っていわれたことで、この子は自分に愛されていると思ってくれているんだと感じたそうです。三人のお子さんに対して、それぞれの合図があったり、好きだよという事を伝えたり、ぎゅっとだきしめたりと、定期的に行っているそうです。

子どものために、とやりすぎない。

子育てをしているときって、周りが見えないくらいまっしぐらに子どものためにって頑張りすぎてしまうけれど、ごはんづくりの手を抜いてもいい、コンビニでもいいじゃない、洗濯溜まっていてもいいじゃない、お風呂も入らないときあってもいいじゃない。子どものためにって完璧を目指すことで、ストレスをためて笑顔がなくならないように。お母さんが、しあわせじゃなくっちゃ、子どもはしあわせじゃない。お母さんとちょっとでもいいから触れ合う事で子どもは嬉しいと思う。子どもの心が満たされていたらそれが一番。


グループトークで交流

くわばたさんのトークの後に、ママたちを2つのグループ(各9組)に分けて、交流をしました。くわばたさんは前半、後半とグループを移動してもらい、すべてのママに個別に話かけてもらいました。やり取りを見聞きしている周りのママたちも思わずうなずいたり、笑いあったり。
グループトークの様子を紹介します。

自己紹介と感想(全員)についてくわばたさんとトーク

自分も3人の子どもがいるので、くわばたさんの1人目が一番大変だったという話に共感

*2人子どもがいるが、子どものために必死で関わってあげたいと思っているがなかなかうまくできなくて子どもに申し訳ないと思ってしまう。
(→ くわばたさん:そんなことはない、出来るときにやればいい、子どもにとってはママが生きているだけでいいんだから。何とかなります。

*つわりがひどい時にくわばたさんの本に出会い、励まされた。9か月の娘を保育園にいれて復職するが、子どもとの時間が短くなって、その短い時間で愛情をどうしたらいいのか?
(→ くわばたさん:帰って来てから1日に1回は大好きというのもいい。時間の長さよりも濃さ!!もう少し大きくなったら、保育園の先生も子どもたちに愛情を注ぐでしょうし、たくさんの人からの愛情をもらってしあわせなお子さんですよ。)

*一人っ子なので楽しているのかもしれないが、いらいらして、つい自分の感情をぶつけてしまう。子どもが大好きって言ってくれる。くわばたさんの話をきいてサインを作ってやり取りをしたら絆が出来ると思った。

*3か月の子どもがいて寝不足中。よく周りの人に、あっという間で終わると言われても。。。
(→ くわばたさん:あと一年辛抱してね。時間がたつと寝不足の日がなつかしくなる。そういう辛かった時ほど一生忘れないし、後から思い出すと胸がきゅんとする。そういう思い出を作ってくれた親孝行と思ってね。)

*現在7ヶ月の一人目の子ども育てていますが、コロナで外出もできないけれど、もう少ししたら楽しいことを取り入れていきたいのですが、はじめての外食のおすすめってありますか?
(→ くわばたさん:チェーン店の居酒屋がお薦め。個室があるし座布団に子ども寝かせたり、掘りごたつになっていたらそこで子どもを遊ばせたりできる。自分がゆっくりできるかがポイント。)

*現在妊娠中で、産後寝不足や夫へのいらいらなどが心配
(→ くわばたさん:拙著『ママの涙』をパートナーと一緒にぜひ読んでほしい。産後イライラするけど、産後ホルモンが悪いのだと思ってくださいね!)

コロナ禍で困ったこと、あるいは気づき

*コロナで塞ぎ込むのではなく、逆によかったことをピックアップしてみた。30くらいあげることが出来た。ピンチがチャンス!

*集まりがなくなったことでかえって気持ちが楽になった。

*妊娠中に、母親学級などがなくて、情報が得られなくて不安になるのではと思っていたが、オンライン参加できるものもあったり、企業のオンライン母乳育児などもあり、移動せずに参加できるのはコロナの影響があったからだと思う。

*外遊びができない

*高齢出産。子どもとの外食では、居酒屋以外にも個室のあるお店もあり、おもちゃもあったりしますね。作ってもらって食べる時間をとれるのもいいです。個室だから自由にしながら食事ができる。4歳になるとパパと公園へというのもありますよ。

*幼稚園で子どもたちが全員マスクをしている様子をみて、かわいそうだと思う。表情が見えないから、子どもの言葉の発達にも良くない。
 
マスクについて他のママたちからも次のようなコメントがありました:
→マスクをしていても目だけでも子どもには伝わるので、目の表情で笑顔を伝えるようにしなくては。
→だっこしているとマスクを子どもが外そうとするのってどうにかならないかしら?・・どうにもならないですね。でも話すことでプチストレス発散。
→透明のマスクもありますね。
→マスクをしていて肌が荒れてほうれい線の所があれてしまい困った。
→陣痛の時にマスクをするよう求められた。

*夫の働き方も以前と変わらず、出勤していて、コロナ禍で大きく生活が変わってはいない。ただ、幼稚園や小学校などの行事がなくなり、情報があまり入らなくなり困った。

*コロナ禍で小学校に入学したが、前半学校が休校となった。再開後、学校へ行かせる子どものメンタルケアが大変だった。

*コロナ禍で外出できず、母と子と二人だけだったため、子どもにつきっきりとなり大変だった。大人はコロナ禍でオンラインイベントなど参加して楽しむことができるが、子どものオンラインイベントの参加は難しいと感じた。
(→くわばたさん:今できることをやるしかない。今はお母さんと一対一の時間ができたと思って、今しかない、子どもとの時間を楽しんで!そんなときには、全裸おにごっごをおススメ!)

【くわばたさんおススメ】全裸おにごっこ = 子どもと二人で全裸で走り回る。子どもが小さい今しかできない遊びだからぜひ試してみて!テンションを上げて、バカになって大人も楽しむのがおススメ。


 
終了後のアンケートでは、大変な状況でも前向きなことを探し出そうとしているママたちが多いこと、互いに刺激し合っている様子がうかがえました。
そしてくわばたさんと話せたこと、子育て体験からのメッセージに、元気と安心をもらっていたように感じられました。

最後にくわばたさんから参加したママたちに送られたエールとメッセージは、きっと、参加されたママたちの心に残ったことと思います。
紹介します!

わたしだけじゃない・・・自分を責める人が多いけれど、みんな同じ。

子どもにとってはお母さんが一番大事。
100点のママでなくても0点のままじゃなかったらいい

完璧を求めない
頑張りすぎないことを頑張りましょう!