国際セーフアボーションデー2022 いま世界で、日本で起きていること
ジョイセフ主催 ウェビナー

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2022.9.21

参加申し込み受付中
申込締切: 9月28日(水)の23:59

国際セーフアボーションデー(International Safe Abortion Day)とは?
1990年、中南米およびカリブ海において中絶の非犯罪化運動が始まったのをきっかけに国際セーフアボーションデー(International Safe Abortion Day)が生まれました。これに共鳴する世界各国のNGOや国際団体が連盟という形でつながって「安全でアクセス可能な中絶が、社会的「善」であると知らしめるために、中絶について話しましょう、安全な中絶を常(当たり前)化しましょう」と、世界各国で9月28日近辺で様々なアクションやキャンペーンを立ち上げ、呼びかけています。

安全な中絶 
いま起きていることを知ろう

2022年6月24日に、米国の連邦最高裁判所で「憲法は中絶の権利を与えていない」という判決が出ました。これは、1973年の、ロー対ウェイド判決として知られる「中絶は憲法で認められた女性の権利」であるとした最高裁判決を覆すものでした。

今回の裁判は、妊娠15週以降の人工妊娠中絶を原則として禁止するミシシッピ州の法律が憲法違反にあたるかどうかを争ったものでした。

この判決によって、米国では15州が、中絶の条件の厳格化や禁止に向かうとみられています。テキサス州ではすでに、ハートビート法(妊娠6週を過ぎた中絶を禁止とする)という厳しい法律が施行されています。
政治によって女性の人権が左右される事態が、21世紀に起きていることは、衝撃的でさえあります。

最近では、米国以外でも多くの国や地域で、安全な中絶の権利すら奪おうとする動きがあります。

安全な中絶へのアクセスは女性の権利を守ります。しかし、世界の状況、歴史的・文化的・宗教的・政治的・倫理的な背景、ジェンダーの問題、女性の健康、女性の権利、複雑に絡み合う状況を知った上で多角的にみて考え、議論し、アクションする必要があります。

日本においては、母体保護法のもと指定医師による人工妊娠中絶は事実上合法とされていますが、さまざまな課題があり、時に日本の女性達の安全な中絶へのアクセスを困難にさせています。

いま、世界で日本で起きていることを私たちは知り、そして多くの方にも知らせたい。
ジョイセフは、2019年から始まったこの国際セーフアボーションデーの勉強会を今年は、参加申込みした方であれば誰もが参加できるオンラインイベント(ウェビナー)の形でご案内し、皆さんとSafe abortion(安全な中絶・流産)について理解を深め、考える機会を作ります。

開催概要

日時 2022年 9月29日(木) 20時00分〜21時20分 80分
形式 Zoom ウェビナー  
※途中参加および退室もOK※今回のウェビナーは当日視聴に限ります。アーカイブ録画の共有はありません。ご了承ください
定員 500名(事前申込制)

プログラム

はじめに  ジョイセフ デザイン戦略室 小野美智代 (進行)

  1. アメリカ連邦最高裁の判決から3カ月。今世界で起きていること
    ジョイセフ グローバルアドボカシーディレクター​​ 斉藤文栄 15分
  2. 「日本の中絶・流産 医療の現場と最近の動き」
    リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)産婦人科医 遠見才希子・空野すみれ 他  15分
  3. メディアの見解〜クローズアップ現代 番組制作一担当者として感じたこと
    NHK報道局 国際部 記者 松田伸子 小野対談 15分
  4. 事前に届いた質問・チャットに届いた質問に対する登壇者からの応答
    15分

まとめ  登壇者 より
ジョイセフからのお知らせ

登壇者

  • 遠見 才希子(産婦人科医)
    神奈川県出身。2011年聖マリアンナ医科大学卒業。大学生の頃より「えんみちゃん」のニックネームで全国1000カ所以上の中学校や高校で性教育の講演活動を行う。緊急避妊薬の市販化に関する政策提言を中心的に行う。近著「だいじだいじどーこだ?はじめての『からだ』と『性』のえほん」(大泉書店)「性とからだの絵本(全3巻)うみとりくのからだのはなし/あかちゃんがうまれるまで/おとなになるっていうこと」(童心社)「わたしの心と体を守る本」(KADOKAWA)
  • 空野 すみれ(産婦人科医)
    2013年神戸大学医学部卒業。産婦人科専門医を取得後、2018年より国際NGOで医療援助活動に参加。これまでに南スーダン、ナイジェリア、コートジボワールで活動。現在は長崎大学とロンドン熱帯衛生大学院の博士課程に在籍し研究に従事する傍ら、リプラ(リプロダクティブライツ情報発信チーム)で日本国内のSRHR向上のための活動を行っている。
  • 松田 伸子(NHK報道局 国際部記者)
    2008年にNHK入り、地方局、東京の社会部などを経て、今は国際部に。気候変動やジェンダー問題の取材を中心に、ロシアのウクライナ侵攻も取材。クローズアップ現代「生理の貧困」や、コロナ禍で女性がより影響を受けた現状を描いたNHKスペシャルやの制作に携わる。避妊・中絶、性的DVなどリプロダクティブヘルス&ライツ、女性の性の自己決定権についてWEB記事やニュース特集の取材執筆にあたっている。
  • 斎藤 文栄(ジョイセフ グローバルアドボカシーディレクター)
    新潟県出身。大学卒業後、地方局アナウンサーを経て留学。その後、国会議員政策秘書として児童買春・ポルノ禁止法や配偶者暴力防止(DV)法の立法に携わる。内閣府企画調整官を経て、国内NGOや国際機関、国連事務所で勤務。米国ジョージ・ワシントン大学院修士(女性学/公共政策)、英国エセックス大学院修士(国際人権法)。ジェンダーに関する論文(日・英)も多数。

 


 
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