第27回松本賞、若槻明彦氏(愛知県)に決定

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2023.4.5

第27回選考委員会が2023年3月20日にオンラインで開催されました。

選考委員会委員ならびに過去の受賞者から推薦された候補者の功績調書をもとに、厳正な審査が行われ、愛知医科大学産婦人科学教室主任教授、一般社団法人日本女性医学学会理事長若槻明彦氏(64歳)の受賞が決まりました。

若槻氏は1984年愛知医科大学卒業後、高知医科大学医学部付属病院に入局(産婦人科)。89年から91年まで、米国カリフォルニア州アーバインカリフォルニア大学リサーチフェロー。帰国後、95年に高知医科大学医学部付属病院周産母子センター講師、2001年助教授・副部長などを経て、05年からに愛知医科大学産婦人科学教室主任教授に就任し現在に至ります。

専門は腹腔鏡下手術、周産期医学、更年期医学、性差医学と幅広く、女性医学を中心として、日本における女性医療の第一人者として骨粗鬆症や子宮内膜症、ホルモン療法等に優れた研究業績を修め、女性のヘルスケアの発展に尽力された功績が高く評価され今回の受賞となりました。

松本賞とは
一般社団法人日本家族計画協会の故松本清一会長の名を冠した顕彰制度で、日本におけるリプロダクティブ・ヘルス分野において功績をあげた第一人者に対して授与するものである。選考委員会は、日本家族計画協会、日本産婦人科医会、日本産科婦人科学会、日本生殖医学会、日本女性医学学会、ジョイセフの6団体で構成されている。