SRHRスタンディングアクション 2024 〜MY BODY MY CHOICE ・私のからだは私のもの!〜
世界避妊デー(9/26)、国際セーフアボーションデー(9/28)を迎える9月。 日本でSRHRの実現を求めるため、今年も東京駅前 行幸通り※会場変更 でSRHRスタンディングアクションを行います。 是非ご参加ください!
2024.8.16
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昨年は約130人が集まり、大盛況となったセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR)スタンディングイベント。
毎年恒例のイベントにするべく、2024年も開催が決定しました!
イベントではSRHRの推進、ジェンダー平等の実現を求める団体や個人の参加者による リレートーク、現地参加できない方からのメッセージの代読を行います。
もちろん、ただ一緒に実現への思いを共感していただくだけでも大歓迎です。
今年は10月にジュネーブの国連で女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本審査も行われます。
SRHRの推進やジェンダー平等の実現をめざす団体、個人で集まり、これまでの歩みを称え、そして確認しながら、私たちの求める未来を言葉にしていきましょう!
それぞれの活動分野や、生きてきた世代を超えて、縦にも横にも連帯する時間としたいです。
9月27日(金)、ライトアップされた東京駅前※会場変更 で、一緒に声を上げましょう📣
日時 | 2024年9月27日(金) 18:30-20:00 |
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場所 | ・ライブ配信:https://www.youtube.com/live/ZoOtiEH_reM ・UDトーク:当日のライブの内容を文字でご覧いただけます。 トーク名:SRHRスタンディング
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主催団体 | 公益財団法人ジョイセフ+Japan SRHR Promotion Network (*JSPN- 公益財団法人ジョイセフ、#なんでないのプロジェクト、一般社団法人Spring、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン) |
🌟現地参加の方:参加人数の把握のために下の「連帯フォーム」へのご記入にご協力ください。当日は、カラフルな光るバルーンとペンをご用意します。メッセージを書いて、あなたの想いを届けてください!自作プラカードも大歓迎です。
🌟現地に来られない方:下の「連帯フォーム」よりメッセージをお寄せください。尚、時間の都合上、すべては代読できない可能性があります。ご了承ください。
■お問い合わせ:advocacy@joicfp.or.jp
SRHRスタンディングアクション2024 ステートメント
2024年7月11日、世界人口デーに際し、国連諸機関(WHO, UNFPA, UNICEF, UNAIDS, UN Women)は共同声明「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)をすべての人に」を発表しました。
声明は、各国の保健医療が、質が高く、誰もが支払い可能で、人権に基づいた包括的な性と生殖に関する健康(SRH)ケアが提供されること。そして、自らのSRHRを守るために必要な知識を得られるよう包括的性教育へのアクセスを改善することを求めています。
日本社会の現状はどうでしょうか?残念ながら、私たちのSRHRは充分に守られているとは言えません。とりわけ女性や女の子、性的マイノリティの人びとのSRHRは、社会に根深く残るジェンダーに基づく差別や偏見、不十分なまま放置された法制度により、リスクにさらされ続けています。
例えば、妊娠を防ぐために必要な避妊法のアクセスが日本では非常に限定的です。世界では約10種類の避妊薬(具)が手軽に入手できますが、日本ではわずか3種類。望まない妊娠を防ぐ最後の砦である緊急避妊薬のアクセス改善も、なかなか実現しません。
1907(明治40)年に作られた堕胎罪は、人工妊娠中絶を犯罪と位置付けることで、117年後の現在も、健康や自分らしい人生を守るために必要なヘルスケアにスティグマを与え、女性や妊娠する身体を持つ人達の身体の自己決定権を妨げています。配偶者同意の義務化や指定医の設置をする母体保護法は、人工妊娠中絶の高額な費用や2023年やっと承認された経口中絶薬の使いにくさに繋がっています。法律が、女性や妊娠する身体を持つ人に不合理な負担やペナルティを課し、身体の自己決定権を、著しく妨げ続けているのです。
性暴力も、深刻なSRHR侵害の一つです。性暴力被害当事者や支援者の努力により、昨年7月ようやく「不同意わいせつ罪」、「不同意性交罪」が新たに成立し刑法が改正されました。しかし、性暴力の予防と根絶にはまだ道半ば。No Means Noからさらに踏み込んだYes Means Yes型の性的同意の概念を広げること、そのためにも、「生命(いのち)の安全教育」内容の拡充や、包括的性教育の実現が必要です。
トランスジェンダーをはじめとする性的マイノリティへのバッシングも、世界的に過激化しています。どのように自分の性や身体を生きるか。ただ自分らしく、自分のSRHRを生きていることを理由に、SNSを中心に差別的な言説が広まっています。日本も例外ではなく、性的マイノリティへの差別禁止法の整備は急務です。他にも、同性婚や選択的夫婦別姓の実現など、SRHRに関わる課題は山積しています。
誰もが、他者や権力者からの不当な介入や差別、暴力を受けることなく、自分の心と身体について、正しい知識をもとに、自分らしい選択ができる社会に。すべてのひとのSRHRが守られる社会を実現するために。
世界避妊デー、国際セーフアボーションデーなどSRHRに関連する国際デーが続く9月。
これまでの歩みを讃えあい成果を確認しながら、SRHRの推進に声をあげ、力を合わせるSRHRスタンディングアクションに是非ご参加ください!
*このアクションは、トランスジェンダー、ノンバイナリー、クィアの方を含む、全てのひとのSRHRの実現を求めています。そのためにも、トランスジェンダー、ノンバイナリー、クィアを含むあらゆるジェンダーに基づく差別や搾取や抑圧への反対を支持いただける団体や個人に連帯をお願いしています。
🌟SRHRスタンディングアクションへ連帯頂ける個人&団体、メッセージ募集中!
以下フォーム内で頂いたメッセージは、時間の許す限り9月27日開催のスタンディングアクションで代読させていただきます。当日来られない方もぜひご記入ください!
ぜひ周りの方にもお誘いあわせの上、ご参加ください。
連帯いただいた団体・個人(ニックネームも可)のお名前は、イベント終了後ジョイセフサイトに掲載します。
- Japan SRHR Promotion Network-JSPNとは:
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公益財団法人ジョイセフ、一般社団法人Spring、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン、#なんでないのプロジェクトの4団体からなるネットワークです。
JSPNは「誰もが自分と他者の心と身体を尊重し、自分らしく生きられる社会」を目指し、ジェンダー平等、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)促進、LGBTQ+の権利、性とジェンダーに基づく暴力(SGBV)などの問題に取り組む団体、ユース、専門家、アカデミア、メディア、企業、性の学びを必要とする個人と共に、性的同意や包括的性教育(CSE)を含むSRHRの政策提言、情報周知、ワークショップ実施、オンラインキャンペーンを行います。