モンゴルにおけるリプロダクティブ・ヘルスへの男性参加促進プロジェクト(Change!)

プロジェクト名 モンゴルにおけるリプロダクティブ・ヘルスへの男性参加促進プロジェクト(Change!)
実施国 モンゴル
プロジェクト地区
  1. バヤズルク地区
  2. アルハンガイ地区
  3. ソンガルハイハン地区
対象グループ 19歳~45歳までの既婚男性
活動の目的 リプロダクティブ・ヘルスへの男性参加を促すための、効果的なBCC戦略の策定と確立をモデルとして実施し、アジア地域に広くその経験を委譲することを目的とする。
委託機関 国連人口基金(UNFPA)アジア太平洋地域事務所
実施期間 2004年1月~2007年12月
相手国実施団体 保健省国立保健開発センター(NCHD)
活動内容

農村部などから出稼ぎや仕事を探しに来ている男性を対象に、公的な社会保障サービスに関する情報提供とともに、男性ボランティアによるリプロダクティブヘルスに関するセッションを実施

男性ボランティアが地域男性に対し、妊娠についての説明をする

男性ボランティアが地域男性に対し、妊娠についての説明をする

啓発メッセージを広く伝えるために、TV スポットや街中の看板を活用するなど、複数の情報ルートでコミュニケーション活動を実施

男性ボランティアによるコミュニケーション活動を通じて、より多くの男性がリプロダクティブ・ヘルスに関する知識を得、その結果、妻の産前健診に付き添う男性の数が活動を開始した当初の15人から、翌年には126名に増加した。

妊婦健診に訪れた夫婦

妊婦健診に訪れた夫婦

現地からの声 モンゴル、第5小区の男性エデュケーターの声

「男性エデュケーターとしてトレーニングを受けてから、周りの男性たちにも影響を与えてきています。男性ははじめはシャイで関心がなさそうにみえますが、一度連れ出してみるとリプロダクティブヘルスに関する情報がとても有益だと言います。私は男性エデュケーターは他の男性に情報を届けるのにとても効果的だと思いますし、リプロヘルスにおいて男性参画を促進することができると思います。」