支援する方、被災地域にいる方へ
支援する方、被災地域にいる方へ
避難所の運営や、地域での支援に関わる方へ。ここでは、被災した方々への配慮のポイントと、相談を受けたときのつなぎ先をまとめています。
基本の姿勢
- 「困っているなら、自分から声を上げてくれるはず」と考えず、こちらから積極的に声かけを行うなど、気にかけてください
- 被災者の中には、「もっと大変な人がいるから」と遠慮して、自分の困りごとを言い出せない方が多くいます
- 一人ひとり、感じ方も、望むことも違います。「きっとこうだろう」より、その方自身の言葉を大切にしてください
性暴力・DVを防ぐための環境整備
- プライバシーが守られる安全なスペースの確保(就寝スペース、更衣室、授乳室、トイレなど)
- 十分な夜間照明と防犯対策(施錠、見回りなど)
- 間仕切りなどによるプライバシーの保護
- 避難所や支援活動の運営体制・意思決定への、女性や子どもの声の反映(責任者への女性の登用など)
- 女性用品(生理用品・マタニティ用品)を気兼ねなく受け取れる配布方法の工夫
- 困りごとがあるときの相談窓口の明示(目立つ場所への掲示など)
- 避難所内だけで抱え込まない、外部の専門機関との連携
妊産婦への配慮
- 避難所には、必ず妊娠中や産後間もない方がいるという前提で、「妊娠中の方はいらっしゃいますか」「産後間もない方、赤ちゃん連れの方はいらっしゃいますか」と積極的に声をかけてください
- 「妊婦だからといって特別扱いしてもらうのは申し訳ない」と、自分から申し出られない方が多くいます
- 見た目が元気そうでも、体調が急変することがあります。優先的に配慮が必要な方として、周囲が把握し情報共有できる体制を整えてください
LGBTQ+・障がいのある方・外国人の方への配慮
- 本人の性自認・性的指向を、本人の同意なく他の人に伝えてはいけません(アウティング防止)
- 「配慮してほしいこと」は人によって違います。「きっとこうだろう」より、本人に聞いてみてください
- 情報は、やさしい日本語や多言語、必要な情報保障(手話・筆談等)とあわせて届けてください
相談を受けたときは
- まず、最後まで話を聞いてください
- 「あなたは悪くない」と伝えてください
- 無理に詳しく聞き出そうとしないでください
- 性被害の場合は助言をする前に専門家に繋いでください
支援者自身のセルフケアも大切です
- 支援する方自身も、被災者であったり、疲労やストレスを抱えていることがあります
- 一人で抱え込まず、周囲と分担し、休息を取ってください
参考資料
- 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点~防災・復興ガイドライン~」
- 内閣府(防災情報のページ)「避難所における性的マイノリティへの配慮に関する取組状況調査結果」
- 内閣府(防災担当)「福祉避難所の確保・運営ガイドライン」
- PSEAH(人道支援における性的搾取・虐待・ハラスメントからの保護)関連チラシ:【①】 / 【②】
- 日本産婦人科医会「被災地で妊産婦を看る時の注意点」
- 熊本県作成 避難所における性暴力防止ポスター
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