西日本豪雨被災女性・母子支援事業

地域日本アプローチSDGs3.すべての人に健康と福祉を5.ジェンダー平等を実現しよう

プロジェクト名 西日本豪雨被災女性・母子支援事業
実施国 日本
活動の目的 西日本豪雨災害により被災した女性と母子に必要なケアと支援を届ける
プロジェクト地域 岡山県、広島県、愛媛県の被災地域
対象人口 被災地の女性・母子
スキーム等 寄附金、助成金
実施期間 2018年7月~2019年12月
共同実施機関 日本助産師会、各被災地の助産師会、子育て支援NPO他関連諸団体
主な活動
  1. 被災した女性・母子が必要とする物資支援(2018年8月~9月)
    支援企業の協力により、愛媛県宇和島市で開催された「被災地スマイルプロジェクト」で、母子のための物資を提供。3県の被災地で化粧品などの女性用物資を配付。
  2. 助産師による産前産後ケア、カウンセリングの支援(2018年7月~9月)
    倉敷市真備町の避難所に相談窓口を設置し、助産師による育児相談やカウンセリング、新生児ケア、また母子の自宅での訪問指導を延べ25回実施。
  3. 母子が集まり安らげる場づくりの支援(2018年9月~2019年12月)
    母親同士が被災の経験や悩みを共有し、つながりを深めることを目的に、サロンの開催など、母子が集まり安らげる場づくりを支援。マッサージなどの癒しの専門家や助産師の協力も得て実施。27回の活動に延べ503人の母子が参加。
  4. 被災地のママを元気にするイベントの開催(2018年12月~2019年3月)
    「頑張ろう南予!さんばフェスタin宇和」をはじめ、被災地のママを元気にするイベント開催への支援を、著名タレントの協力を得て実施。ホワイトリボンラン2019を3県の被災地域でも実施。
  5. I LADY.ピアアクティビスト養成研修の開催(2019年2月、3月、9月)
    災害発生時の性暴力などの二次被害にあうことがないように、被災県の若者を対象に啓発ワークショップを3回開催、17名の若者が参加。
  6. 被災地経験共有会の開催(2019年11月23日)
    東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨それぞれの被災地の保健師、助産師、ママグループが集まり、災害時の母子支援について経験を共有し、防災・減災、またより効果的な被災地の母子支援活動について、提案を行った。