助産師能力強化研修を通じた母子保健支援(2014-2017N連プロジェクトフォローアップ)

地域ベトナム活動分野母子保健アプローチプライマリヘルスケア / 地域保健強化保健システム強化SDGs3.すべての人に健康と福祉を

プロジェクト名 助産師能力強化研修を通じた母子保健支援(2014-2017N連プロジェクトフォローアップ)
実施国 ベトナム
活動の目的 ベトナム助産師会が運営する女性健康センターが、保健省認定の研修を行う資格を取得し、クアンチ省とクアンビン省の遠隔地でサービスを提供する助産師の能力強化研修を実施できるようにする。
実施地域 クアンチ省、クアンビン省
対象人口
  • クアンチ省、クアンビン省の助産師を支援する指導者
  • 女性健康センター医師・助産師22名
  • 遠隔地域助産師20名
実施期間 2017年4月~2020年3月
スキーム等 電力総連
共同実施機関(現地) トゥア・ティエン・フエ省女性健康センター
背景 2015年より2018年まで、外務省NGO連携無償資金協力で、フエ市に女性の生涯を通じた健康を推進する「女性健康センター」を建設しましたが、研修施設を有効に活用するためには、研修実施のためのさらなる能力強化と合わせて、国家が公式に認定した研修事業を実施できる施設として認定されるための追加支援も必要とされていました。
主な活動 本事業では、外務省NGO連携無償資金協力で建設した「女性健康センター」のフォローアップ事業として、センターを拠点とし、各地で地域の助産師を支援できる体制を強化するために以下の活動を行いました。

  1. 対象地域の指導者レベルの助産師を対象とした研修の実施(1年目)
    指導者研修(4月)、
    母子保健手帳活用(5月) 
    周産期ケア研修(7月))
  2. ベトナム女性健康センター所属の医師や助産師を含む 22 名対象に、(国家認定資格を得るための)上級講師認定研修を実施(2年目)
  3. 指導者による農村・遠隔地域の助産師20名への能力強化研修実施(2年次、3年次):対象省遠隔地の助産師20名