2023年11月11日

【ジョイセフフレンズ通信11月号】10周年ありがとう!11月11日ジョイセフフレンズの日

ジョイセフフレンズのみなさん

こんにちは
ジョイセフスタッフの縣佳子(あがたよしこ)です。

本日11月11日は「ジョイセフフレンズの日」。
ご存じでしたか?
ちょうど10年前の2013年に毎年11月11日を「ジョイセフフレンズの日」と制定しました。👏👏

2011年に東日本大震災を経験した際に、ジョイセフの支援活動地であるアフガニスタンやモンゴル、ザンビア他からいち早く寄付や応援のメッセージを受けました。「日本の女性、母子のために」と彼らのなけなしのお金が届いた時、ジョイセフには国内外の思いをつなげる使命がある、私たちの仲間(フレンズ)の思いを絶対に無駄にするまいと、日本国内の被災者支援を始めることを決意しました。”困ったときはお互い様”ということを一緒に支援活動をしていたフレンズから学び痛感しました。この時の経験から”日本”や”途上国”と分け隔てすることなく、公平にこれからも共に助け合って行こう、と1が4つ横並びする11月11日を「ジョイセフフレンズの日」として制定しました。

そんなジョイセフフレンズの日に日頃サポートいただいている皆様への感謝の気持ちをこめて、プレゼント企画をご用意しました。メルマガを最後まで読んでいただけると嬉しいです。

まずはじめに、ケニアプロジェクト担当の西村から届いたケニアでの妊産婦と新生児の死亡を減少させる取り組みについての活動レポートです。

 

【活動レポート】


海外事業グループに所属し、ケニアに駐在をしている西村と申します。

日本では看護師として働いていました。

私が活動をしているニエリ・カウンティは首都ナイロビから北へ約120キロのケニア山の麓にあり、ケニアの中では比較的涼しいと言われている地域です。現在は12月と1月の1番暑い時期に向けて、時々雨が降りながら少しずつ暑くなっています。晴れた昼間は半袖がちょうどよい暑さですが、突然雨が降ると寒くなるので毎日の服選びが難しいです。

ニエリ・カウンティでの事業は、ケニアの大きな課題である妊産婦と新生児の死亡を減少させることに焦点をおいています。

この課題に対して、ジョイセフが行っていることは
①分娩施設へのアクセスが困難なスラムに近い保健センターに産科棟を建設すること
②医療従事者へ能力強化のために様々な研修を実施すること
の二つの軸で活動をしています。

これらの活動は、妊娠~分娩~産後に渡る定期健診や情報共有といった保健サービスへのアクセスを、物理的にも心理的にも改善することを目標としています。
2022年の3月から事業が始まってから、軸の一つである産科棟の建設が完了し、開所式が2023年9月18日に無事開催されました。

9月半ばには、ジョイセフを様々な形で応援してくださっている産婦人科医の高尾美穂先生が、医療施設で働くスタッフに対して質の高い母子保健サービス提供の助言を行うため、ニエリ・カウンティで開催した研修に専門家として参加をしてくださいました。

スタッフが不足している、十分な資源がないといった状況の中でモチベーションの維持が大変とよく漏らしている参加者たちが、高尾先生の言葉に真剣な表情で耳を傾け、何人かが研修の最後に「自分たちで地域の人にとってより良い施設を作りたい」と言っていた場面は印象的でした。

研修に参加する保健施設の医療スタッフたちは、勤務経験年数が10年以上の方々で、中には孫がいる人もいます。そのようなベテランの方々への研修を運営するのは、彼らより若い私ではおこがましいのではないかと活動の初めは不安でした。ですが研修を始めると、積極的に研修に貢献をしてくださり、研修で多くの事を学ぼうとしている人が多いと感じました。今では彼らの研修での楽しそうな姿や勉強になったという言葉が私の励みになっています。さらに研修で学んだことをそれぞれの医療施設で実行し、良い変化があったと施設より報告をもらえるとやりがいを感じます。
会議が時間通りに始まらないなど、日々予想外な事も多い活動ですが、引き続き現地の人々と協力をして、住民とそこで働いている人々が好きになれる医療施設を作っていきます。応援をしていただけると幸いです。

【感謝企画:ジョイセフのドリップコーヒーをプレゼント】フレンズでいてくれてありがとう!

「ジョイセフフレンズの日」が生まれて10周年を記念し、ジョイセフチャリティショップの人気商品である「純正キリマンジャロコーヒー」のドリップパック(サンプル)を本日時点でフレンズ登録いただいているみなさまにプレゼントします。

コーヒーの詳細はこちらから

12月上旬にはご登録先にお届けします。ぜひ楽しみにお待ちください!

【フレンズ限定企画】コーヒーで乾杯!?ジョイセフスタッフとオンライン忘年会をしませんか?

お贈りするジョイセフのドリップコーヒーはもちろん、お好きな飲み物を片手に忘年会しませんか?題して「2023年をコーヒーで乾杯!?ジョイセフスタッフとオンライン忘年会」途中参加・途中退出OK!

2023年のジョイセフの活動を以下の5つの事業から共有させていただきます。
・海外事業
・国内事業
・アドボカシー事業
・パートナーシップ事業
・広報ブランディング

年末のお忙しい時期とは思いますがぜひ奮ってご参加ください♪
<オンライン忘年会の概要>

日時: 12月12日(火) 20時~21時
場所: オンライン ※zoomを使用します
費用: 無料
内容: お届けしたコーヒーで乾杯
ジョイセフスタッフから2023年の活動を共有
※平日の夜間開催のため、コーヒーは強制しません。
お好きなソフトドリンクやアルコールをご自身でご用意の上奮ってご参加ください。

申込: 申込はこちらから

縣 佳子
外資系IT企業の営業職、専業主婦、整理収納コンサルティング事業(個人事業主)、建設会社の事業企画・不動産管理部門を経て、2023年にジョイセフ入職。ジョイセフフレンズ・個人寄付者を担当。 個人事業主時代に、自分で住環境や生きる世界を選び取る重要性を痛感したことから女性の健康と権利を「女性. 選択できる世界を」という強いメッセージでけん引するジョイセフに期待と希望を抱き、一人でも多くの支援者にメッセージが届くようマーケティング分野での活動を志す。 思春期の娘2人、夫、愛犬と暮らす。好きなことはドラマ鑑賞・ヨガ・愛犬とののんびり自宅時間。