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【ザンビア・現地レポート】関係各所が一堂に集結! 新プロジェクトの「スタートアップ会議」を開催しました

2026.6.2

  • 活動の現場から

こんにちは、ザンビア担当です。 この記事では、新しい事業の本格スタートに向けて開催された「スタートアップ会議(Startup Meeting)」の様子を現地からレポートします。

この会議は、関係者全員が同じテーブルにつき、お互いの役割や期待を共有する非常に重要で熱い1日となりました。

事業の正式名称は、「ジェンダーに基づく暴力(GBV)対策を含めた若者の包括的性教育推進事業(Promotion of Comprehensive Sexual Education including GBV Prevention and Care for the Young Adolescents)」です。長い名前ですが、この名称にプロジェクトのすべてが詰まっています。

組織の壁を越えて。ザンビア政府の戦略と足並みを揃えてスタート!

本プロジェクトには、保健、教育、コミュニティ開発、警察まで、地域を支える主要なステークホルダー(関係者)が総出で参加してくれました。さらに、ジェンダー局(Gender Division)の担当者も出席。近年重要視されている「GBV(Gender Based Violence:ジェンダーに基づく暴力)予防」の観点からも、非常に心強いスタートとなりました。

全体を通じて強く感じたのは、「横のつながり」の重要性です。 普段、各セクターが個別に活動することは多いのですが、このように一堂に会して意見交換をする機会は限られています。

「お互いに何ができるか」を話し合えたことで、相互理解と連携がぐっと深まりました。また、この事業がザンビア政府の「若者のエンパワメント」や「GBV予防」に関する戦略と同じ方向を向いていることも確認でき、全員が一体感を持って一歩を踏み出すことができました。

会議では、先行して活動が行われたカピリ・ムポシ(Kapiri Mposhi)郡での経験や、数々の素晴らしい成果も郡保健局から共有され、これからの活動への期待がさらに高まっています。

現場で見えた「これからの課題」:いかに持続可能な場所にするか

心強いエールをたくさんもらった一方で、現場として「ここからが正念場」だと気を引き締めるポイントも見つかりました。 それは、若者たちが安心して集まれる場所「セーフ・スペース(Safe Space)」の運営体制や管理方法についてです。

実は別の地域で、NGOが撤退したあとにセーフ・スペースが機能しなくなってしまったという苦い前例があります。今回の会議でも、まだ関係者間での管理体制の整理が十分ではない部分が見えてきました。

「活動が始まったら終わり」ではなく、私たちがサポート期間を終えた後も、地域の人たちの手でずっと守り、運営していける持続可能な仕組みを作らなければ意味がありません。

次の一歩へ向けて

今回の会議で関係者が同じテーブルにつき、同じ方向を向けたことは大きな前進です。 セーフ・スペースの運営についても、課題が早く見つかったからこそ、これから関係者と膝を突き合わせて、丁寧な仕組みづくりを進めていくことができます。

ザンビアの若者たちが、より安全に、自分らしく輝ける未来を目指して。 地域のパートナーたちと共に、一歩ずつ丁寧に進んでまいります。

これからもザンビアでの活動に、あたたかい応援をよろしくお願いいたします!

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久保 明日香
看護師としての経験を経て国際協力の分野へ。現在はザンビアで、ジェンダーに基づく暴力(GBV)の予防や若者のSRHR(性と生殖に関する健康と権利)の推進に取り組んでいます。